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株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

No.80 トピックス

新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ 代表取締役社長 木下 篤
株式会社NTTデータ
エンジニアリングシステムズ
代表取締役社長 木下 篤

皆さまにおかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中は、私たちの事業活動におきまして、ご支援・ご指導ならびに一方ならぬご厚情を賜りました。ここに、厚く御礼を申し上げます。新年を迎えるにあたり謹んでご挨拶申し上げます。

昨年のわが国の経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策により、企業収益や雇用環境の改善傾向が続き、輸出関連企業を中心に緩やかな景気回復基調となりました。しかしながら、消費増税に伴う物価上昇が実質ベースで見た雇用者報酬を下押しし、その影響による個人消費の低下、そして中国経済の悪化や新興国の成長率低下、円安による輸入原材料価格の高騰など、経済環境は依然として不透明な状況で推移しました。一方で、原油価格の下落傾向や原発再稼働への動きは、エネルギーを経済性のある価格で安定的に確保するという意味で、今後の持続的な経済成長への好材料と思われます。また、昨年10月にTPP協定において参加国の大筋合意が得られました。この貿易協定により、世界のGDPの4割を占める巨大経済圏が誕生することになり、その貿易ルールに基づくモノやサービスの貿易自由化が促進され製造業立国であるわが国の経済成長・発展が大いに期待されることと思います。

世界経済は、先進国経済が牽引する形で拡大基調を維持し、特に米国は雇用拡大を背景に個人消費が、ユーロ圏はユーロ安を追い風に輸出が景気拡大を主導しました。一方の新興国は、株価下落、人件費高騰で中国経済の失速が鮮明になり、ロシアやブラジルでは資源価格や通貨の下落によりマイナス成長となりました。

しかし昨年の経済情勢や動向を振り返るとき、何よりも特筆すべきことは、欧州大手自動車メーカーの排ガス不正問題、国内総合電機メーカーによる不正な会計報告、スポーツ業界では野球賭博や汚職事件、薬物違反等々の不正行為、不祥事が、企業だけでなく国や世界的な組織団体で多数発覚したことです。経済の分野では利益至上主義、そしてスポーツ業界では、商業至上主義といった経済概念が背景にあるように思います。

さて、本年は私たちにとって新たな中期計画(2016~2018年)のスタートとなる年です。5年後の2020年を見据え、私たちのありたい姿を描き、そこへ到達すべくマイルストーンとしての中期計画をスタートさせます。わが国の製造業は、1980年代にCAD/CAM、CAEなどのコンピューター技術を導入し、設計・製造の短納期・高品質化に取り組み、結果コンピューターによる自動化・省力化そして大量生産の確立や多品種生産への対応で大きな発展を遂げてきました。ものづくりとコンピューター利用技術が融合した時代は、まさしく私たちの歴史でもあり皆様の発展と共に日本のものづくりに関わってまいりました。しかしながら、昨今の世界の製造業の動きは、次世代ITを活用した新たなものづくりへ、21世紀の産業革命(わが国と並ぶものづくり大国ドイツの戦略用語を用いれば第4次産業革命、インダストリー4.0)へと大きく変貌しようとしています。それは、3Dプリンター(特にAM)といった新たな加工技術、クラウド/ビッグデータ、IoTのような次世代ITを取り入れ、大量生産と製品のカスタマイズ化を両立(マスカスタマイゼーション)し、製造プロセスの標準化・自律化などの変革によって飛躍的な生産効率の向上、柔軟性を実現しようとするものです。これまで日本の製造業が取り組んできた長年の伝統と品質へのこだわり、現場力による生産方式、そしてこれらにコンピューター技術を組み込み、製造業立国日本を作り上げてきましたが、今新たに欧米流のIT活用による変革の波が日本の製造現場に押し寄せてこようとしています。

私たちは、製造業のお客さまに対し、財務・会計などの基幹業務系(ビジネス系)領域および商品開発や設計、製造等の業務系(エンジニアリング系)領域でSI構築やソリューション開発、そして設計・製造業務のBPOサービスなどをご提供してまいりました。時代の変化に対応すべく、また顧客志向を第一に、今後も製造業の皆様のものづくりを支援してまいりたいと思います。20年以上前に積層造形技術(当時はRPと称した試作品造形技術、その後金属材料や実用品の造形へと技術革新が図られAMと称され、それらを昨今3Dプリンターと表現しています)を革新的な加工技術としていち早く取り組み、近年では金型設計・製造に関するソリューションサービスをクラウドへ移行し、またお客さまの製造現場でIoTによるデータの収集や分析などの研究・開発にも取り組んでいます。NTTデータが誇るセキュリティー技術やビッグデータ活用技術、通信系・コンピューター基盤系技術、そしてそれら技術を幅広い分野で適応した実績を持つNTTデータグループと共に皆様の業務を支援してまいりたいと考えています。

私たちは「ものづくりの未来をITで支援する」をモットーとし、お客さまの発展と成長をNDESがご提供するITツール(ソフトウェア、SI)+経験と実績(サービス)でご支援してまいります。

今後とも倍旧のお引き立てを賜りますよう心よりお願い申し上げますとともに、相変わりませぬご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。最後に、皆様方にとって本年が良い年になりますよう祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

平成二十八年元旦

新年快楽! 工作順利!

日軟信息科技(上海)有限公司 総経理 井上 敦由
日軟信息科技(上海)有限公司
総経理 井上 敦由

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

新年を迎えることができたことに、まずは感謝いたします。おかげさまで、弊社は今年で創業14周年を迎えます。

新たな年を迎え、従業員一同より一層気を引き締め、皆様のご愛顧にお応えできるよう精励いたします。

さて、2015年は中国経済の鈍化による影響を受け厳しい1年となりました。今年の干支は60年ぶりの丙申(ひのえさる)です。この「丙申年」の見解で多く聞かれるのは「これまでの頑張りの形がはっきりする」「固まっていく」「今後のさらなる成長につながる新たな発見がある」とのことです。

日軟信息も「丙申年」にあやかって、次の施策を進めることにより、さらなる成長につなげていきたいと思います。

◇ソフトウェア事業

NDESの中国拠点としてSpace-Eシリーズを柱にご提案を継続する一方でCAD/CAMだけでなく、解析、生産管理システムなどお客さまへ最適なソリューションをご提供いたします。

私たちは、ものづくりに関わる製造業のお客さまへこれまで同様にサポートをご提供し、日々変わり続けるお客さまを取り巻く環境の変化に柔軟に対応するために、これまでの経験と実績でお客さまのIT部門になることを目標に取り組んでまいります。

本年も引き続き、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。最後に、皆様のますますのご発展とご健勝を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

中欧の国スロバキアより
一足早く素晴らしい新年を迎えられた皆様やご家族の方々に
心よりお喜び申し上げます

ENGINEERING SYSTEMS SOLUTION SLOVAKIA s.r.o. 取締役社長 Milan Buchman
ENGINEERING SYSTEMS
SOLUTION SLOVAKIA s.r.o.
取締役社長 Milan Buchman

ESSスロバキアは、2016年もNDESからのオフショア開発およびヨーロッパにあるNTTデータグループ会社との協業によるPLMシステム構築事業を進めていく予定です。その中で、ダッソー・システムズ社のENOVIA、シーメンス社のTeamcenterに関する技術力向上、ノウハウの蓄積を重視しています。それ以外には新技術として特にIoT関連の仕事が始まると考えています。

皆様もご存じだと思いますが、ヨーロッパではドイツをはじめとした国々で、インターネットによりモノとモノ(IoT)が連携することで、新しい価値やビジネスモデルを実現する取り組みが進んでいます。

そのドイツ政府は「インダストリー 4.0」プロジェクトを立ち上げ、スマート・ファクトリーのコンセプトのもと、これらを生産プロセスに適応することを始めています。

今後、この取り組みは、日本の製造業の皆様にも大きなインパクトになると思われますので、IoTに取り組むヨーロッパの状況や情報を発信していくことも考えています。

さて、本誌「人とシステム」は、2016年1月発行版で20周年を迎えます。社外報として、お客さまへ情報配信していくとともにNDESの状況を記録する雑誌としても重要だと感じています。

最後になりましたが、ESSスロバキアは、本年もNDESと共に2020年夏季東京オリンピック向かって、世界の平和に寄与できるように邁進いたします。