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管ナビ(kan navi®

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現場に必要な管一品図を3Dモデルから生成、造船向け3次元艤装設計システム

管ナビ(kan navi)とは

管ナビは、AutoCAD Plant3Dのモデリング機能を活用しつつ、船舶設計向けの一品図出力機能などを行うシステムです。
また、管ナビは3次元船殻CADシステムGRADE/HULLと設計データを連携することが可能です。
GRADE/HULLの船殻形状を管ナビ環境に取り込むことで、設計中の船殻構造を背景に艤装のレイアウトを検討することができます。船殻と艤装の干渉する箇所については、艤穴の情報(位置、サイズ)をGRADE/HULLに渡すことで、艤装と船殻の不整合を防ぐことができます。さらにPlant3Dの機能で干渉チェックを行うことにより誤作を防ぐことができます。

導入のメリット

管ナビの画面

管ナビの画面
(クリックすると拡大画像が表示されます)

3次元設計のメリット

  • 設計ミスが減り、設計変更・部品追加加工・時間ロスを減らせる。
  • 装置全体のバランスを確認し、おさまりの良い設計ができる。
  • 2次元図面に比べ図面のチェックが容易になる。
  • 装置のイメージ化により、船主の誤解による設計変更を減らす。
  • プレゼン資料・作業指示書等を分かりやすく短時間に作成できる。

3次元艤装設計システムの切り札

管ナビ(kan navi)はAutoCAD Plant 3D上で動作します

管ナビ(kan navi)はAutoCAD Plant 3D上で動作します
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造船業界では、ベテランの減少により若手設計技術者の早期育成が急務です。

若手設計者育成には3次元設計立上げが有効ですが、3次元CADの導入・保守のコストが膨大で、従来通りの業務では、設計効率が上がらないというジレンマがあります。

そのジレンマを解決するために開発したのが管ナビです。

管ナビは、製造業界一般に慣れ親しまれているAutoCADをフレームワークとしているため、トレーニングや準備作業に要する時間を短縮できるほか、3次元のモデルを視覚的に確認できます。これにより、熟練技術者はもちろん、若手の艤装設計者の操作習得が容易であり、設計技術者の早期育成と、スキル別の設計工程分担の実現の切り札として期待されています。

開発の経緯 ― 艤装設計の3次元設計のために

艤装設計の実業務が2次元図面(AutoCAD)で成立している現状で、AutoCADベースで3次元設計できるツールがあれば最も現実的でスムースな3次元化ができるはずだと考え、「AutoCAD Plant3D」製品を試しに艤装設計業務に適用してみたところ、相当効果が見込めることを確認できました。

そこで、私たちは、AutoCAD Plant3Dにはない、造船設計業務に必要な機能を「管ナビ」として開発することで、最も効果の出る3次元艤装設計システムとなると確信し、開発を行いました。

造船業界のジレンマ

造船業界のジレンマ

※ kan naviは、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズの登録商標です。

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造船・橋梁ソリューション事業部 営業部

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