東供するやり方を、両社が別々で行うより一体化することで、東いった社風が御社の社風と似ていたことも今回の連携強化東本のソフトウエアメーカーが団結して解決していこうとい東を牽引する製造業DXインテグレーター企業として成長を東とが不可欠な状況になっていると言えます。日本の製造業3人とシステム No.112 May 2025SPECIAL REPORT東 和久Kazuhisa HigashiけのDXを実現することが必須だと考えます。 今の世界情勢を見ると、政治とビジネスが同期化し塩田はじめ、日本の技術に周辺国が追いつき、追い越し、日本の円そのものも弱くなって日本と周辺国の差別化が難しくなっています。そういった厳しい環境だとしても将来を見据えて事業を続けているお客さまもたくさんいらっしゃいます。そこを下支えするために私たちがどうあるべきか、それが問われていると思っています。技術的な部分だけでなく、人材確保や技術伝承といった問題も恒久的な課題として残っています。両社の役割というのは、中小企業の製造業のお客さまの環境に応じた解決策をご提供することだと考えています。 塩田社長がおっしゃるように、商品をお客さまにご提もっと価値のあるご提案ができると考えています。1+1が2ではなく、3になり4になり、いずれは10になるよう両社がスムーズに連携して取り組むことが重要です。 私たちのお客さまの中には、NDES社の分社化によってサービスやサポートが変わってしまうのではないかと、ご心配されている方もいらっしゃると思いますが、従来と変わることはありません。むしろ可能性が広がると捉えていただきたいと思います。 その通りです。NTTデータエンジニアリングシステ塩田ムズのお客さまから見ると、御社を信用して導入された商品ですから、従来と変わらないことが一番重要だと考えています。私たちにも自社のCAD/CAM関連のソフトウエアがあるので、両社のソフトウエアを統合したり、なくしたりすることは今後も絶対にあり得ません。過去の両社のCAD/CAMにおける営業では、あまり競業という関係ではなかったので、現状のやり方を変える必要はありません。 今回の両社の連携強化では、これまでの企業風土や文化を含めて、社員の皆さんが変わらずに働きがいを持って仕事に取り組んでいただけるようにすることが重要です。そのために連携強化とはどうあるべきかについて、一番時間を費やしてきました。それがひいては、御社のお客さまのためにもなると考えています。 今後、両社が目指すべき方向性は、日本のモノづくりるご提案、サポートができるような環境を構築することが両社の使命だと捉えています。 そうですね。両社の連携は、日本の製造業の課題を日う布石になったと思います。 本当に両社はモノづくりが好きな企業で、モノづく塩田りのIT集団だと思います。特に技術力の高い日本の金型が大好きで東社長も同じだと思います。 確かにそうです。その上、私たちの雰囲気や価値観とにつながりました。製造業に対して同じ思いを持って、両社で日本の製造業を支えるという強い決意があります。 近年、製造業を取り巻く環境の変化に対応していくこは、かつての完成品輸出型の製造業から部材を中心とした輸出型あるいは完成品の適地生産型の製造業へと変化しています。製品価値の向上や事業拡大のためには、製造業向NTTデータエンジニアリングシステムズ代表取締役社長両社で目指す日本の製造業DXインテグレーター中小企業のお客さまの未来を作り上げるには製造業DXが不可欠です日本の製造業の現状と 両社の連携強化による影響
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