比嘉 盛尚
Moritaka Higa
ビジネスインテグレーション事業部
第三システム開発部 第二開発課
(2020年度所属)
2013年入社
理工学研究科・情報工学専攻課程修了

お客さまメリットを追求する
真のパートシップ強化を
目指す。

業務内容

時代変化の中で、業務効率アップや競争力強化を支援。

国内外の市場環境の変化や資源対策、コンプライアンスへの要求が厳しさを増す時代背景の中で、現在の製造業では、より良い製品を低コストで製造し、タイムリーに市場投入することが求められています。そこで注目されているのが、企画から生産、廃棄に至るまでの製品のライフサイクル全体を一気通貫で管理するPLM(Product Life cycle Management)という考え方です。
私は、当社のパートナーシップ提携先に常駐して、日本を代表する企業向けにPLMパッケージの適用プロジェクト業務を進めています。この製品は世界的なデファクト・スタンダートともなっているパッケージですが、製造業の効率向上や市場対応力アップのためのソリューションを日本の企業に適用させるためには、やはり相応のカスタマイズが必要です。スムーズな導入の下に、国際的評価の定まった手順で業務の標準化が図れるのです。そこで私は、時代変化に即して将来的なバージョンアップが担保できるといったパッケージの魅力と、顧客企業の独自性との両立に気を配り、プロジェクトに挑んでいます。

WORKS

エピソード

お客さまの最終的な利益を
見据えた選択眼をもつ。

標準手順が組み込まれたパッケージソフトは、極力カスタマイズせずにそのまま適用を図るのが基本です。しかし、必ずしもその全ての機能などが、お客さまの実際のビジネスにマッチするとは限りません。そこで、「お客さまとして絶対に譲ることができない部分」を明確にして、お客さまありきの変更を加える姿勢も大切です。
一方で、お客さまにとっては、今まで続けてきた仕事の手法や流れは、どれも「変更したくないもの」に違いありません。だからこそ、「譲れない部分」が本当に将来にわたって変更すべきでないものなのかをしっかりと見極める必要があります。そのため、カスタマイズに先立って、十分に議論を重ねた上で時にはお客さまに意見を述べることもありますが、大切なのはお客さまの求めている仕様をそのまま受けいれるのではなく、その必要性を源流まで遡ることでシステム全体を俯瞰し、最終的なお客さま利益につながる最善策を探る姿勢だと確信しています。

EPISODE

ビジョン

お客さまニーズの背景を洞察する視点を大切に…。

常に、お客さまを取り巻く環境や現状、さらにそこから生まれたご要望を的確に把握することを第一に考えています。ここで特に大切なのは、その要望が生まれてきた背景にまで思いを及ばせ、全体を巨視的な視点で捉えることです。その中から、いままでお客さまも気づいていなかった問題点や、その解決へのより良いカタチが見えてくるはずだからです。
また、PLMはお客さまの製造業としてのビジネスの根幹に関わるシステムなので、全体の整合性や将来のバージョンアップへの対応性などにも配慮する必要があります。したがってカスタマイズを行う場合にも、パッケージの根幹部分を変更するのではなく、外側に新たな機能を追加する「アド・オン」という手法での対応を図っています。これも、パッケージを扱う上での基本的なスタンスです。今後さらにIoTやAIなどの新しい技術への取り組みを強化しながら、さらに「お客さまのビジネスをITで支える」という自らの使命をしっかり果たしていきたい、と決意を新たにしています。

VISION

一週間のスケジュール

AM PM
Mon. 詳細設計 詳細設計、PJ進捗確認
Tue. お客さま先打ち合わせ、詳細設計 詳細設計、技術調査、PJ進捗確認
Wed. チーム内ミーティング 顧客質問対応、詳細設計、技術調査、PJ進捗確認、客先出張前日移動
Thu. お客さま先打ち合わせ お客さま先打ち合わせ
Fri. チーム内ミーティング お客さま先打ち合わせ結果まとめ、詳細設計、PJ進捗確認
SCHEDULE

キャリア

1年目 内製パッケージのiOSアプリ版改修
2年目 Google GlassやAR、GPGPU等の技術調査、デモアプリケーション開発
4年目 アライアンス先に常駐・IT管理&マニュアル作成
5年目 アライアンス先に常駐・要件定義担当
7年目 アライアンス先に常駐・プロジェクト管理サポート
CAREER

学生のみなさんへ

まず、あなた自身を見つめてください。

「自分は何がやりたいのか」を問い直し、明確にすることが大切ですが、それ以前に、「まず、自分がやるべきこと」を明確に意識しておくことが重要なのではないでしょうか。その上で「自分に足りないものは何なのか」を把握し、克服するためにがんばる姿勢を保ち続けていただきたいと思います。そんな努力の道筋は、平坦であるとは限らず、時には辛いことがあるかもしれません。それでも、いつも前向きに進み続けましょう。そんな後輩達を応援して行きたいと思います。

MESSAGE

PROFILE

学生時代、学年の枠を越えた幅広い学生達と交流することを心掛けてきたことが、いま、お客さまやパートナーとの協業姿勢に役立っています。