若原 朋子
Tomoko Wakahara
製造ソリューション事業部
開発部 商品企画課
(2020年度所属)
1999年入社
工学研究科
材料工学専攻課程修了

製造業のパートナーとして、
ITが拓く明日の世界を
展望し続けています。

業務内容

変化する社会の中で、確かな明日を予測して青写真を描く。

製造業界向けのクラウドサービス「Manufacturing-Space」が今後どんな方向に進むべきなのかというロードマップを描き、企画化する業務に携わっています。これは、技術進化や業界動向、お客さまの声などから、未来の「あるべき姿」を探る仕事です。たとえば、アンケートやヒアリングを通じて、お客さまの潜在的要求を発見し顕在化を図っています。
また、日々の営業活動やサポート業務で収集したお客さまの声や、他社製品を含む市場動向を見つめ、営業推進課と連携して販売計画を策定しています。事業としての可能性を考慮しながら、商品企画を進め、その後、開発企画から設計、製造、提供開始までの社内の様々なプロセスを支援。提供開始後には、お客さまの効果計測を行い、当初計画を改めて検証し、課題や改善案を次の企画に反映していきます。
さらに、クラウドに関する事業を盛り上げ、今後の新たなサービスに結実させるため、「サービスアイデア・コンテスト」を開催し、お客さまニーズの吸い上げや社員各自の意識向上にも役立てています。

WORKS

エピソード

すべては「お客さまに喜んで
いただく」ために。

学生時代の玩具量販店でのアルバイト経験で、商品研究を重ねたアドバイスにより商品のご購入を決めていただいたときの感動が、「お客さまに喜んでいただくマインド」の源泉ともなっています。
CAD/CAMやクラウドサービスのデモンストレーションやサポートを担当していた頃は、一生懸命準備したデモンストレーションが受注に結びついたり、講習で操作を覚えていただいたり「お客さまのお役にたっている」という実感が、モチベーションアップにつながりました。
また、NTTデータとの連携で、実際に見えている目の前の光景に、デジタル情報を重ねて表示するメガネ型ウェアラブル端末であるスマートグラスのデモンストレーションを行いました。デモンストレーションの展開方法についてあれこれ試行錯誤しましたが、新しいことにチャレンジする楽しさを知る貴重な体験となりました。

EPISODE

ビジョン

世界に誇る日本のものづくりを、ITで支援していきたい。

当社のキャッチフレーズ「ものづくり分野のお客様の未来をITで支援します」にあるように、当社の魅力は世界に誇る日本のものづくりを、ITで支えられることです。ITは日々進化し続け、いまや産業界だけでなく、私たちの日常生活をも大きく変革しつつあるのは、みなさんも良くご存知の通りです。
実際のお客さま先では、生の製造現場を見ることができます。ものづくりには、小さなパーツひとつも欠かすことができず、その部品をより早く高精度でコストパフォーマンス良く造り出すために、真摯に取り組まれている姿に感動します。長年培われたそのテクニックはまさに匠の技。これからも当社のITソリューションで、お客さまの努力やノウハウを未来につなげることに貢献していきたい、と願っています。
また、私はこれまでに2回の産休・育児休暇を取得しましたが、時短勤務などの制度や職場の理解や支援に支えられて、スムーズな職場復帰を果たすことができました。社員の女性比率も拡大し、今後さらにその活躍が期待されています。女性であることを意識することもなく、これからも同じ仲間として協力し合っていきたいと感じています。

VISION

一週間のスケジュール

AM PM
Mon. 次期ソリューション案の調査 次期ソリューション案の調査
Tue. 次期ソリューション案の調査 次期ソリューション案の調査
Wed. 次期ソリューション案・調査報告書作成 協業メーカー(工具メーカー)との打合せ
Thu. 事業部向け商品企画・プレゼンテーション資料作成 ロードマップニーズ確認のためのユーザアンケート作成
Fri. 事業部向け商品企画・事前レビュー 進捗確認・次週のスケジュール再整備
SCHEDULE

キャリア

・ドキュメント作成業務
・講習業務
・コールセンター
・ソフトウェア検証業務
・デモンストレーション・ベンチマーク
・ソフトウェア要件定義
・商品企画立案
CAREER

学生のみなさんへ

何事も真剣に取り組む姿勢や努力を、大切にしてください。

学生時代に学んできたことと、社会に出てからの仕事内容は一致している人の方が少ないのではないでしょうか。私自身、学生時代に学んできた材料工学と現在の仕事の直接的な関係は、ほとんどありません。しかし、入社してから周囲の方に教えてもらったり、自らで学習したりしながら仕事を習得していきました。現在も、毎日学ぶべきことばかりです。とはいえ、学生時代に何かに取り組んだ姿勢は、そのまま仕事への姿勢につながっていくはずです。学生時代に、楽しみながら一生懸命に取り組める何かを持っていること、それこそが大切だと思います。

MESSAGE

PROFILE

長期のオフは家族旅行。最近では壱岐対馬・五島列島の自然に感動し、シンガポールの街並みや台湾の賑やかな屋台を楽しみました。