第7回 データ管理 3つの変革
既存情報活用から後継育成まで
掲載日:2018/4/16
みなさまは業務で使用するデータをどのように管理していますか?
自分のPC、外付けHDD、社内サーバなど様々な場所に保存されているかと思います。
しかし、いざ必要な時に欲しい情報がなかなか見つからない、紛失してしまったなどお困りのこともありませんか?
米国調査会社IDCの予測によると2025年には全世界で年間に生成されるデジタルデータは163兆GBに増加し、これは2016年比で約10倍になるとのことです。日々膨大なデータが作成され利用されています。
クラウドNewsでは3回に渡り、データ管理にクラウドサービスを利用することで起こる変革をご紹介いたします。
経験の浅い作業者にデータ作成してもらう場合、経験者の作ったデータとの違いにノウハウ継承の必要性や課題を感じたことはありませんか?
経験の浅い作業者がデータを作成する際、過去に作成された情報を参考することで質や作成速度の向上が見込めます。
社内データをクラウドサービス上で一元管理・情報共有することで他者の作成した有用なデータを簡単に参照することが可能となります。
データをクラウド上で保管することにセキュリティの不安を感じ、各人のPCに保管されているお客様もいらっしゃいます。しかしそれは本当に安全でしょうか?
ウィルスはUSBメモリやCD、DVDなどの媒体、メールの添付ファイルからも感染します。
セキュリティソフトやOSの最新パッチの適用、日々進化するコンピュータウィルスの対応などを社員個人まかせで対応するのはリスクがあります。
堅牢なデータセンターや強固なセキュリティで守られたクラウドサービスを利用することで、個人PCでデータを管理するよりもセキュリティを高めることが可能となります。
PCやNAS(ネットワークHDD)の故障で重要なデータが消失したことはありませんか?
自然災害やテロなどの脅威に際し、事業継続計画は策定されていますか?
重要なデータを堅牢なクラウドサービスで管理することでハードトラブルや災害による消失・紛失を防ぐことができます。
また、インターネットさえ繋がればデータにアクセス可能なので交通遮断や感染症などのリスクへの対応も容易になります。
そして、データ管理のクラウド化は単純なデータの保管・利用にとどまりません。連携するサービスを利用することで情報の価値を向上させることができます。
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