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第31回 クラウドサービスアンケート
ものづくり企業の課題に関する調査報告【分析版】その2

掲載日:2019/2/4

アンケートの御礼

2018年11月にCADデータの品質に関するアンケートを実施いたしました。アンケートにご回答いただいたみなさまにはご協力ありがとうございました。

本調査報告は2回にわけ、今回はその2回目として後半の項目についてご報告をいたします。後半は「クラウドに対する意識」です。

全体的には国内におけるクラウドの浸透はまだこれからという様子でした。

今後も、ものづくり業界により良いサービスをご提供するために年数回のアンケート実施を予定しております。引き続きご協力を賜りますようお願い申しあげます。

Ⅳ.クラウドに対する意識においてお伺いします。

14 クラウドサービスと聞いてどんなことを連想しますか

クラウドサービスと聞いてどんなことを連想しますか

安心して継続的に利用できる環境やIoTを連想する回答の反面、連想できないという回答が多くありました。ただし、特にクラウドを意識しないで利用しているため連想しないのであればユーザーにとっては一番よいとも言えます。では、回答数が多かった業種別でみてみます。

業種別

ソフトウェア・SI業界では明確にクラウドサービスを位置づけていますが、製造業界一般にはそれが伝わっていないようにもみえます。次に技術部門と営業部門でみてみました。

技術部門と営業部門

営業系が技術系と大きく違うところは、顧客満足のためのツールとして視野に入れているところにありそうです。

15 あなたの業務において価値あるサービスとは何ですか

あなたの業務において価値あるサービスとは何ですか

新しい発想を生むサービスが意外にも多いことに驚きました。期待もあるのかもしれませんが実際にはメーカが意図した使い方と全く別の用途で使われるケースも確かにあります。こちらも、回答数が多かった業種別でみてみました。

業種別

一般的には時間短縮・ミス削減に価値を持っているようですが、ソフトウェア・SI業界では新しい発想を生むサービスの回答が目立ちます。ものづくり業界に様々なサービスを提供するには発想が大事と考えていると言えるでしょうか。

技術部門と営業部門

回答数が多かった部門別にみてみると、ほぼ同じような傾向にありますが、開発部門においては発想が大事という傾向が強いようです。

16 クラウド上に保管することを躊躇するデータはありますか

クラウド上に保管することを躊躇するデータはありますか

クラウド上にデータを置くことに何かしらの抵抗はあるようです。しかし、情報の漏洩はうっかりしたミスによる社内からの流出が多いという事実もあります。これを業種別でみると。

業種別

試作業界の取引先データが目立ちます。開発段階のデータの取り扱いがあるためにこのような傾向が強いと想像できます。また、ソフトウェア・SI業界では昨今のAIブームのためでしょうか、最新技術の漏洩に危惧しているようにもみえます。

技術部門と営業部門

部門別では設計、開発、製造・生産技術では取引先データや技術情報という回答が多く、経営層は会計情報という回答が多い傾向です。また、個人情報の漏洩も4人に1人の割合で躊躇すると答えています。

おわりに

アンケートの後半では、みなさまのクラウドサービスへの期待の高さと、その逆に重要データの取り扱いに関する不安を感じ取れました。安心してデータを取り扱うためには、高い信頼性とセキュリティが必須です。データ取り扱いに関する課題がありましたら文末のお問い合わせ先までご連絡ください。

今回のアンケートでは、みなさまの業務効率の改善への意識の高さが伺えました。2019年4月からは改正された労働基準法への対応が必要になります。これには「時間外労働時間の上限規制」や「有給休暇の強制付与」などが含まれ、労働時間は減少する方向で社会は変わっていきます。仕事量を減らさずに労働時間を減らすには業務の効率化は避けて通ることができません。自社の業務に合ったツールの導入は1つの解決策です。

みなさまがお持ちの課題についてお困りの際は、ぜひ以下までご相談ください。

・クラウドサービス事業部   電話:03-5711-5331