NTT DATA NTT DATA

ものづくり業界向けクラウドサービス
「Manufacturing-Space®
最新Version 4.2をサービスイン

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ(本社:東京都大田区西蒲田、代表取締役社長:東 和久、以下 NDES)は、ものづくり業界向けクラウドサービス「Manufacturing-Space」※1の最新 Version 4.2を、2018年10月22日にサービスインします。
Manufacturing-Spaceは、2013年10月よりサービスを提供しており、現在800社を超えるお客様に活用されています。最新Version 4.2では、お客様の利便性の向上とご要望に対応しました。

背景

Manufacturing-Spaceのデータ管理サービスである「データコンシェルジュ」※2では、従来以下のような課題がありました。

  1. データの共有が必要なときに、ウエブブラウザを起動しデータコンシェルジュにログイン後、ローカルフォルダのファイルを指定してアップロードする必要があり、手間と時間を要していました。
    そのため、データのアップロードが遅れ、最新情報が共有されず誤って古いデータで作業を行う問題が発生していました。
  2. データコンシェルジュのプレビュー機能は、2次元図面には未対応であったため、現場の作業者はCADデータを直接確認することができませんでした。
    そのため、図面情報を確認するには紙の原図を確認するか、設計部門にCADデータの内容を問い合わせる必要がありました。

Manufacturing-Spaceの最新Version 4.2では、この課題を解決するため、機能改善を実施しました。

機能改善内容

1.フォルダ自動連携機能

ローカルパソコンとクラウド間のフォルダ同期を簡単に実現するアプリケーション「DC-Sync for Desktop」※3を採用しました。
これにより、作業者はローカルフォルダへファイルを保存すると、設定されたクラウドフォルダへ自動でアップロードされ、外出先や他事業所、工場からウエブブラウザを利用してデータ参照が可能となります。

フォルダ自動連携機能

2.プレビュー機能強化

寸法線や注記を含む2次元図面のプレビューに対応しました。
2次元CADソフトウエアの「Space-E/Draw」※4のオリジナルファイルや、図面ファイルの中間フォーマット「DXF」※5ファイルを対象としています。
図面データはPDFファイルへ変換され、プレビュー機能を利用し、パソコンやタブレットで閲覧が可能となります。

プレビュー機能強化

※1:Manufacturing-Space は、NDESが提供する3次元CAD/CAMシステムとデータ管理機能を中心とした、設計・製造の業務支援を実現するものづくり業界向けクラウドサービスです。

※2:データコンシェルジュは、Manufacturing-Space上でさまざまなデータを管理・共有するためのデータ管理サービスです。

※3:DC-Sync for Desktopは、ローカルパソコンとデータコンシェルジュを同期させるためのデスクトップアプリケーションです。

※4:Space-E/Draw は、NDESが提供する金型業界向け2次元CADシステムです。

※5:DXF (英: Drawing Exchange Format) は、コンピュータ支援設計で使われる図面用のフォーマットです。DXFは、米国Autodesk Inc.の登録商標です。

利用料金

・データ管理サービス「データコンシェルジュ」
月額利用料 : 13,000円(税別)(100GBの場合)から

契約数の目標

製造業のお客様を対象に、3年間で200件の新規契約を目指します。

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズについて

1977年に日立造船㈱の情報システム部門を分離して設立され、2006年に(株)NTTデータの完全子会社となりました。
設立以来、国内初の金型業界向け3次元CAD/CAMシステムの製造、販売を開始し、現在ではクラウド技術を利用したサービスの提供を実施しています。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

業務管理統括部 人事総務部 広報課
涌本 弥

電話:03-5711-5317

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

クラウドサービス事業部
第一営業部 第一営業課
服部 正太郎、古川 楓

電話:03-5711-5331

※Manufacturing-Spaceは、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズの登録商標です。