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株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

No.25 システム紹介

Space-E Version 3.1のご紹介

システムソリューション統括部 営業技術部
サブマネージャー 今井 孝悦

はじめに

Space-E Version 3.1は、工業デザイン用途に対応できるモデリング環境の提供と、最適な経路出力を目的とし機能の追加および改善が行われました。

ここでは、Space-Eファミリーの中核であるModelerとCAMをご紹介いたします。

Space-E/Modeler Version 3.1

工業デザイン用途に対応でき、より効率的なモデリング環境を実現し、思考を妨げない直感的な操作環境を提供できるようになりました。さらに、従来機能の性能向上・操作性向上を図りました。

■曲面・スプラインマッチング機能

曲面・スプライン形状に対して、C1級(接線)、G1級(法線)、C2/G2級(曲率)の連続性を保証しながら、スプラインや曲面のマッチング操作が行えるようになり、さらに修正範囲の自由調整が可能になりました。

Space-E画面
曲面マッチング例

■プロセスメータ・コマンド割り込み終了機能

処理時間の長いコマンドに対して、プロセスメータとメッセージで処理の進捗をわかりやすく通知します。また、キャンセルボタンの指示により、処理を中断することが可能になりました。

Space-E画面
Space-E画面

■点列曲面

測定点列の外部ファイルを読み込み許容範囲内の滑らかな曲面を作成することが可能になりました。

Space-E画面
点列曲面作成例

■ローカルビュー機能

ローカル座標系とビュー切り替えが連動して切り替わるモード設定が可能になりました。また、ビュー切り替えにおいても、アニメーションビューを採用することにより、ダイナミックな操作が可能になりました。

■データ変換

変換プログラムの見直しにより、安定感を得ることが可能になりました。さらに、IGESやDXF、M3(MD)内の寸法・文字要素をマークアップ要素として取り込むことが可能になりました。

また、今回からSTEP規格の双方向対応をサポートいたしました。

Space-E画面
データ変換例

■Windows2000対応

Space-E Version 3.1からWindows2000の正式対応をいたします。

Space-E/CAM Version 3.1

加工工程設計の操作性を向上させると共に、加工対象となる素材を考慮し、より最適な経路出力が可能となる機能を追加しました。また、経路最適化が工程単位で行えるようになり、効率的な最適化が可能となりました。帳票出力に関しても大幅な改善を行い、ユーザニーズにあった形式での帳票作成が可能になりました。

■等高線ストック荒取り機能

Space-E画面
(上図をクリックすると拡大図が表示されます)

従来の等高線荒取りや、等高線削り残しの問題を解決するために、新しいロジックを採用し、安定した軌跡の作成が可能になりました。従来の等高線荒取りと違い、素材形状の認識ができ、鋳物や任意形状からの削り出しも可能になり、さらに、前工程での削り残し個所を認識して無駄のない中仕上げの経路作成ができるようになりました。また、素材を内部的に考慮するため、アプローチも最適位置に付加できるようになりました。

工程(2)では、工程(1)で削り残り部を加工する経路を作成し、回避高さ・アプローチも工程(1)を参照し、最適な位置に付加されます。

■経路エディタ・シミュレーション強化

Space-E画面

ビューア・エディタ・シミュレーションの各機能をひとつの表示ウィンドウに統一し、操作性が向上しました。また、シミュレーション機能では、ホルダ干渉チェックが行えるようになりました。

■経路最適化機能強化

Space-E画面
(上図をクリックすると拡大図が表示されます)

工程単位での最適化が行えるようになりました。シャンク・ホルダに干渉が発生した場合、ツリーの工具ノードに赤いアイコンが表示され、工具設定パネルに必要首下長さが表示されるようになりました。

■帳票出力機能強化

出力したい形式(HTML,CSV,TXTなど)や表示項目を自由にカスタマイズすることが可能になりました。

加工工程表
加工工程表
(上図をクリックすると拡大図が表示されます)
帳票出力例
帳票出力例
(上図をクリックすると拡大図が表示されます)

おわりに

Space-E Version 3.1では、作業者がより使いやすく、データ作成における時間短縮ができるコマンドを多数補強しました。

今後もより一層金型製造の工数削減に繋がるような、機能の充実を目指します。

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