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株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

No.91 システム紹介

Manufacturing-Space® Version 4.2
サービスインのお知らせ

はじめに

Manufacturing-Spaceは2013年のサービス開始から、今年で5年目を迎えました。おかげさまで、現在800社以上のお客さまにご利用いただいております。

Manufacturing-Space Version 4.2(以下、Ver.4.2)は、2018年10月中旬にサービスインの予定です。Ver.4.2の改良ポイントは、ご利用中のお客さまの利便性の向上を図り、これから導入を検討されているお客さまへの導入のしやすさを追求しました。それでは、Ver.4.2の概要とデータコンシェルジュサービスについてご説明します。

新機能①Windowsフォルダとの同期

これまでは、データコンシェルジュサービスにデータを保存する場合、作業者がWebブラウザを利用しデータをデータコンシェルジュサービスへ保存していました。お客さまより、データの登録時にWebブラウザを介することが煩わしいとのご意見もあり、データの登録方法を改良しました。

図1 PCのフォルダとデータコンシェルジュサービスとの同期
図1 PCのフォルダとデータコンシェルジュサービスとの同期
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Ver.4.2では、Windows内の任意フォルダとデータコンシェルジュサービスが同期を行うことでWebブラウザを利用することなくデータが保存できるようになりました。これにより、指定されたフォルダが常時同期され、データ登録の煩わしさが改善されます。

作業者は、PCの決められた任意フォルダへ作業データをいつもどおり保存するだけで、データコンシェルジュサービスへデータ保存されます。保存されたデータは、他部署、他拠点、他工場からWebブラウザにて確認できます。もちろん、出張中にノートパソコンやタブレットからの確認も可能です(図1)。

新機能②プレビュー強化

図2 PDF化した図面データの閲覧
図2 PDF化した図面データの閲覧
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データコンシェルジュサービスに保存されたデータをWebブラウザで閲覧するプレビュー機能の強化を行いました。従来の機能に加え、Space-E/Drawの専用ファイルであるMDデータと図面ファイルの代表的な中間フォーマットDXFデータに対応しました。データコンシェルジュ上で図面の管理と閲覧を可能にし、図面データをPDF化する機能です。CADソフトを利用することなくPDFの図面データを確認しながら、社内会議や取引先などへ出張の際に図面確認が容易に行えます(図2)。

新機能③ご要望の対応

ご利用中のお客さまからご要望をいただいている中から操作性の向上を目的とした内容を優先的に対応します。その一例として、リスト表示中に次の作業が可能になることや、Webブラウザ内を見やすく表現するなど多岐にわたり改善を行う予定です。以上がVer.4.2の内容となります。

データコンシェルジュサービスについて

図3 データコンシェルジュサービスの利用場面
図3 データコンシェルジュサービスの利用場面
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既にご利用いただいているデータコンシェルジュサービスの一部についてご紹介します。データコンシェルジュサービスをご利用される場面として、以下のようなケースで社内の文書データ、CADデータを対象に利用しているというお声を多くのお客さまからいただいています(図3)。

①共有したい⇒ファイル共有
②転送(受け取り)したい⇒ファイル転送
③バックアップしたい⇒BCP対策
④外出先から利用したい⇒プレビュー

データ管理に関するアンケート結果

2018年2月にデータ管理に関するアンケートを実施しましたので、その結果の一部をご紹介します。アンケートは、Manufacturing-Spaceユーザー以外のお客さまにもご協力いただきました。

管理しているデジタルデータ(資料)の種類

図4 管理しているデジタルデータの種類
図4 管理しているデジタルデータの種類

CAD/CAM/CAEのデジタルデータ以外にも、見積書や技術文書などのデータ化が進んでいるようです(図4)。今後は、これらのデータを保管するだけではなく、有効活用が求められます。Manufacturing-SpaceはNTTデータグループのデータセンターを利用しているので、安心で安全なデータ管理を実現できます。

取引先へのファイル送付手段

図5 取引先へのファイル送付手段
図5 取引先へのファイル送付手段

取引先へファイルを送付する際、まだ、メールに添付することが多いようです(図5)。このメールの問題点は誤送信を行うことです。それを回避するため安全な有償のファイル転送サービスを利用する企業も増えてきています。データコンシェルジュサービスにもセキュリティに優れたファイル転送サービスがあります。

クラウドサービスで重視していること

図6 クラウドサービスで重視していること
図6 クラウドサービスで重視していること

低価格でセキュリティーを強化でき操作性の良いものが求められているようです(図6)。利便性についての回答は多くありませんでしたが、Manufacturing-Spaceであればセキュリティーはもとより利便性の向上につながります。

データコンシェルジュサービスの活用

最近、東京オリンピック開催のニュースなどでよく耳にする「テレワーク」の対応もデータコンシェルジュサービスなら可能です。Manufacturing-Spaceは、サービス開始から、「あらゆるデータをいつでもどこでも、もっと自由に!」をコンセプトにものづくり業界向けのクラウドサービスとして始めました。テレワークが活用される社会になれば、もっと幅広く活用いただけると確信しています。Manufacturing-Spaceを活用したテレワークの詳細は、本誌「人とシステム」No.88に掲載しており、NDESウェブサイトでも公開しています。

おわりに

Ver.4.2は、お客さまの利便性を追求しました。今後も、Manufacturing-Spaceの改修および新サービスをリアルタイムにサービスインするよう努力いたします。今回ご紹介したデータコンシェルジュサービス以外にもお客さまのお役に立つ機能がありますので、ぜひご利用ください。

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