はじめに
私たちNTTデータエンジニアリングシステムズは、2025年11月6日、7日に開催された「intra-mart LIVE2025」に初日は会場ブース、2日目はオンラインに出展しました。イベント当日は、業務部門・営業部門・情報システム部門のご担当者をはじめ、企業のDX化に関心をお持ちの多くの方々にご来場いただき、会場は大盛況となりました。私たちのブースでは、基調講演でも取り上げられていた「BPM」「IM-Copilot」「ERPフロントシステム」の3つのテーマを中心にご紹介しご好評をいただきました。本稿では、その3つのテーマについて、順を追ってご紹介します。
BPM(ビジネスプロセスマネジメント)
まず、企業改革の基盤となるBPMについてです。企業全体の業務プロセスを可視化し、分析、改善、モニタリングを行うことで継続的に改善する経営手法のBPM(ビジネスプロセスマネジメント)は、長期的な数年単位の取り組みが必要です。しかし、部門を横断する課題は責任の所在が曖昧になりやすく、対応が後回しにされがちです。そこで、クイックスタートが可能な「IM-QuickWin」であれば、短期間で特定業務のプロセスの可視化、課題の洗い出し、業務プロセスの要件定義を行うことができます。これにより、業務全体を俯瞰的に把握し、組織が抱える課題を明確化できます。また、関係者のモチベーション向上につながり、BPMのプロジェクト全体の推進力を高めることができます。
IM-Copilot
続いて生成AI技術で業務システムの開発を支援する「IM-Copilot」です。IM-Copilotは、生成AI技術を活用して業務システムの開発を支援するintra-mart Accel Platformの機能であり、AIを業務に自然に組み込むことが可能です。特長として次の4つをご紹介しました。
①汎用インターフェース
生成AIサービスの違いを利用者に意識させない汎用的なインターフェース
②統制機能
ログ保存、不正利用の防止など、企業で生成AIを利用するために求められる統制機能
③GUI開発部品、API
業務アプリから生成AIが利用しやすいGUI開発部品、API
④アシスタント機能
intra-mart Accel Platformの各種製品から生成AIを利用するためのアシスタント機能
ERPフロントシステム構築
さらに、ERPシステムを標準で利用することでアドオン開発を抑制し、将来のバージョンアップを容易にするERPフロントシステム開発についてもご紹介しました。導入事例として、日立造船マリンエンジン株式会社様をご紹介させていただきました。同社ではグループの基幹システム刷新に合わせて業務基盤をモダナイズし、蓄積してきた業務ノウハウを生かして「intra-martR」でスクラッチ開発を行いました。
<課題>
アーキテクチャーが古くなり、機能拡充やインフラの刷新が困難になるなど、変化に対応しきれなくなったレガシーな業務システムが課題となっていました。ERP刷新を契機に、新たなシステム基盤の導入をご検討されていました。
<導入>
従来システムの棚卸しを行いながらアジャイル型で開発を進め、intra-martが標準装備するSAP S/4HANAとの連携方式と私たちの柔軟な対応をご評価いただきました。
<効果>
intra-martの機能の一つであるデータベースを使用してWeb画面上から表やグラフを簡単に作成できるツール「ViewCreator」を活用し、定型帳票・レポートの作成のほぼ自動化を実現しました。さらに、intra-martのスムーズな外部連携機能により、一括で処理できる範囲が大幅に拡大し、在庫等級・マスタの更新の作業時間は従来の約3分の1に短縮されました。
<今後>
案件情報などを統合的に管理し、多角的な分析が可能な情報基盤へ発展させることを目指しています。また、環境対策や輸出管理規制対応に関する実務の効率化も推進していく予定です。
私たちは、intra-martをプラットフォームとして活用したERPのフロントシステム構築において、柔軟かつ多彩なカスタマイズ技術を駆使し、業務改善に直結するシステムを開発することで、業務効率化を支援しています。
おわりに
今回の「intra-mart LIVE 2025」では、特に IM-Copilot に関するお問い合わせが多く、生成AIを活用した業務改善に積極的に取り組まれている企業が増えていることを強く実感しました。「intra-martと生成AIを連携させる利点や事例を知りたい」といった具体的なご質問のほか、intra-mart開発に関する情報を求める声も寄せられ、生成AI活用や業務効率化への高い関心を確認することができました。NTTデータエンジニアリングシステムズでは、BPM、IM-Copilot、ERPフロントシステム構築をはじめ、intra-martを活用したさまざまな課題解決をご提案できます。BPMで業務や課題を整理し、IM-Copilotでその課題を解決し、さらにERPフロントシステムを構築することで、お客様のDX推進を一貫してサポートします。
今後も、IM-Copilotの取り組みを強化し、業務改善を加速させる開発・提案を進めてまいります。私たちのintra-martソリューションにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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