人とシステム

季刊誌
NTTデータエンジニアリングシステムズが発行する
お客さまにお役に立つ情報をお届けする情報誌です。

No.96 | トピックス
新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。

旧年中は皆さまの並々ならぬご支援、ご厚情を賜り、心よりお礼申し上げます。
2020年の年始にあたり、ごあいさつ申し上げます。

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ 代表取締役社長 東 和久
株式会社NTTデータ
エンジニアリングシステムズ
代表取締役社長 東 和久

昨年は新元号「令和」が始まり、新しい時代の幕開けとなりました。「即位礼正殿の儀」では、降り続いていた雨がやみ、虹がかかったのが、とても印象的でした。スポーツでは、うれしいニュースが多くありました。世界陸上では男子400メートルリレーで、アジア新記録の銅メダル、ゴルフでは渋野日向子さんが全英女子オープンで日本人42年ぶりの優勝、そして、なんと言いましても日本で開催されたラグビーワールドカップでは日本チームがベスト8進出という快挙を成し遂げ、とても盛り上がりました。世界各国から多くのラグビーファンが日本を訪れて、交流を深めたかと思います。

さて、私たちは2019年4月より、新中期経営計画をスタートさせました。NTTデータのグループビジョンは「Trusted Global Innovator」であり、スローガンは「変わらぬ信念 変える勇気」です。「変わらぬ信念」とは、NTTデータグループ企業理念とLong-Term Relationshipsという、お客さまとの長年の信頼関係をもとに徹底した顧客志向でお客さまの事業に貢献していくという考え方です。また、「変える勇気」とは、デジタルトランスフォーメーションのさらなる加速とグローバルシナジーの最大化という変化をもって、お客さまへの提供価値の最大化を目指すことです。

私たちは、自社の企業理念とこのNTTデータのグループビジョン、スローガンを基礎として、新中期経営計画を策定し、大きく二つの基本方針を定めました。

一つは、最先端で独創性の高いソリューションをご提供し、お客さまの事業に大きく貢献することです。具体的には、AIソリューションによる生産性向上、AMソリューションによる製造革新、そしてMBD・MBSEを支援するプラットフォーム構築などです。国内、国外のパートナーと共に、これらのソリューションのご提供を加速していきます。

もう一つは、お客さまの事業をよく知り、その貢献のための潜在ニーズをつかみ、ご提供するソリューションを変化させ、お客さまへの提供価値を最大化することです。お客さまとコミュニケーションを密に取りながら、ニーズに沿ったソリューションをご提供していこうと考えています。

また、「カスタマーサクセス」という言葉をよく耳にするようになりました。お客さまが成し遂げようとしていることを支援し、お客さまが価値を得て、満足していただけることを目指そうという考え方です。私たちも二つの基本方針のもと、「カスタマーサクセス」を意識したソリューションをご提供していきます。

2020年も働き方改革を引き続き進め、社員の事情に応じた多様な働き方が選択できる職場づくりに取り組んでまいります。特に、2020年は東京でオリンピックが開催されるため、都内での混雑緩和に向けて、テレワークを活用しながら、社会に貢献する企業を目指します。

私たちは2020年も企業理念である「時代の変化に対応したグローバルなシステム関連事業を通じてお客さまの信頼を得、社会に貢献する企業となる」を基本的指針として事業を行っていきます。

今後とも倍旧のお引き立てを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆さまにとって本年が明るく良い年であることを祈念しまして、年初のごあいさつといたします。

令和二年 元旦

新年おめでとうございます。

ENGINEERING SYSTEMS SOLUTION SLOVAKIA s.r.o. 取締役社長 Milan Buchman
ENGINEERING SYSTEMS
SOLUTION SLOVAKIA
s.r.o.
取締役社長 
Milan Buchman

中欧の国スロバキアより、皆さまやご家族の方々におかれましては、素晴らしい新年を迎えられたことと心よりお喜び申し上げます。

今年、ENGINEERING SYSTEMS SOLUTION SLOVAKIA s.r.o.(以下、ESSS)は、設立18周年を迎え、私としてはNTTデータエンジニアリングシステムズ(以下、NDES)の前身である日立造船情報システムへ入社してから28年目となります。

2年後、設立20周年、入社30周年の節目を迎えるにあたり、ESSSの価値創出のための変革を考えています。まずは、ESSSをNDESのR&Dセンターへと変貌させます。そのためには、スロバキアやヨーロッパにある大学、研究所との産学連携体制を構築し、研究開発を進めるための要員確保、技術者の育成などに注力した活動を開始する予定です。

また、新しいビジネスを構築するための第一歩として、ESSSのオフィスを2020年1月に移転します。今までの環境とは大きく変わり、窓からブラチスラバ城、ドナウ川や新スロバキア国立劇場の景観がうかがえるなど、最高のオフィス環境が整います。

日本では、2019年のラグビーワールドカップ、2020年のオリンピックとスポーツの国際大会が目白押しです。選手への熱い応援が繰り返されているように、ESSSとしてもグローバルな視点で日本のものづくり企業の皆さまをご支援できるよう、まい進したいと考えています。

最後になりましたが、旧年の皆さまのご厚情とご支援に感謝するとともに、皆さまとご家族にとって成功と幸せに満ちた一年になるようお祈りして、新年のごあいさつといたします。