人とシステム

季刊誌
NTTデータエンジニアリングシステムズが発行する
お客さまにお役に立つ情報をお届けする情報誌です。

No.100 | トピックス
NDESはNTTデータグループと共に
ものづくり業界にこれからも注力します

NTTデータエンジニアリングシステムズ(以下、NDES)は、親会社である株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)の組織では、主に自動車メーカーのお客さまを対象とする製造ITイノベーション事業本部 第一製造事業部に所属しています。創業以来、ものづくり業界を支えるNDESは自動車関連以外にもさまざまな製造業のお客さまとお付き合いがあり、NTTデータグループの中では特異な存在です。ここでは、NDESの取締役を兼任する第一製造事業部長の安地亮一からお客さまへメッセージをお届けいたします。

株式会社NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 第一製造事業部長 株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ 取締役 安地 亮一 Ryoichi Anchi
株式会社NTTデータ
製造ITイノベーション事業本部 第一製造事業部長
株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ
取締役
安地 亮一
Ryoichi Anchi

変革を続ける自動車業界に対する
NTTデータ

自動車業界では、自動車そのものが大きく変わろうとしています。急激に進化する電気自動車や自動運転に加えて、モビリティサービスは、自動車の乗り物という役割から生活の基盤へと広がりを見せています。

例えば、移動中の車内からオーダーして、そのまま買い物まで済ませてしまうような未来です。NTTデータの製造ITイノベーション事業本部 第一製造事業部が目指しているのは、「生活者起点のモビリティエクスペリエンス」をキーワードに、お客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していくことです。また、その取り組みには強みとする3つの領域があります。まず“コネクテッドの領域”です。コネクテッドカー数百万台の走行状態の大量なデータを処理するICT基盤の研究開発に取り組んでいます。次に“顧客接点の領域”です。自動車のマーケティング、販売、アフターサービスにおいて店舗と顧客のスマートフォンを連動させるソリューションの提供です。そして自動車業界に欠かせない“組み込みシステム開発の領域”です。

このような取り組み以外に、自動車業界のエンジニアリング領域に対して大きな役割を担っているのが、NTTデータおよびグループ各社の中で自動車のものづくりを一番知っているNDESです。

自動車業界の今とこれからについて

自動車業界の今とこれからについて

NDESの強みを生かして

私自身、学生時代から運転が好きで、日本のクルマが大好きです。自動車メーカーが新しい世界に踏み出していく中で、変革の中心ともいえるIT分野で参画できることに喜びを感じています。コネクテッドカー、自動運転、電気自動車、モビリティサービス、車載ソフトウエアなど、NTTデータグループの強みを生かせる分野が広がっています。これからの電気自動車、自動運転の普及に伴い総合的な安全性を担保するには、ITに関連する自動車の仕組みを開発、設計するエンジニアリング領域が、自動車業界の中でさらに重要なものになってくると考えています。NDESは自社の持つシミュレーション技術・ITソーシング技術をもとに、自動車業界の主要なエンジニアリングプロジェクトを支援しています。

NTTデータとの連携ならびに、国内の主要なインテグレーターやソリューションベンダーとのアライアンスに加えて、QCDの向上を目指したインドベンダーとのアライアンスを構築しているNDESは、独自ソリューションと幅広いアライアンスで、お客さまの要望に応えると共にNDESならではの視点からの提案を続けています。

日本のものづくりを支える
製造業の皆さまへ

NDESは日立造船グループ時代からの長い歴史の中で、日本のものづくり業界の多様なニーズに応じたソリューションを提案し、製造業の皆さまと共に歩んできました。

これまで、「製造業の皆さまが望むもの、さらに製造業を知るNDESから皆さまに発信・提案するもの」を作り出してきました。歴史と実績の中で培ってきた独自の目利きと、それを実現する研究開発力によるものと自負しています。独創性あるプロダクトやソリューションはさらに充実していくことでしょう。NDESは、ものづくりの未来を皆さまと模索しながら、これからも新しいソリューションのご提供を続けていきます。

現在、製造業の自動化、デジタル化への取り組みに対するソリューションに注力していますので、ぜひお気軽にご相談ください。