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株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

No.96 トピックス

TECHNIA PLM INNOVATION FORUM 2019のご報告

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ
ビジネスインテグレーション事業本部
ビジネスソリューション企画室
PLMソリューション部 部長 木村 進

はじめに

2019年10月1日~2日にスウェーデンのストックホルム市内で、TECHNIA PLM INNOVATION FORUM 2019 が開催されました(図1)。

主催のTECHNIA(以下、TECHNIA社)は、ダッソー・システムズ社のグローバルプラチナパートナーとして、ヨーロッパを拠点に3DEXPERIENCEを中心としたPLM関連のサービスを展開するSIカンパニーです。

私たちは、TECHNIA社と協業し、日本でのPLMソリューションビジネスを進めています。

図1 ストックホルム(スウェーデン)市街の風景
図1 ストックホルム(スウェーデン)市街の風景

TECHNIA PLM INNOVATION FORUM 2019 開催概要

「DIGITALIZATION FOR SUSTAINABLE PRODUCT DEVELOPMENT AND MANUFACTURE」をテーマに開かれたフォーラムでは、TECHNIA社の講演(図2、図3)、お客さまによる事例講演、3DEXPERIENCEの操作性を向上させる専用UIやPLM-ERP連携ツールなどのTECHNIA製品の展示が行われ、数多くのお客さまおよびビジネスパートナーが来場されました。

図2 TECHNIA社 CEO Jonas氏のごあいさつ
図2 TECHNIA社 CEO Jonas氏のごあいさつ
図3 Day1 Morning SessionでのTECHNIA社の講演
図3 Day1 Morning SessionでのTECHNIA社の講演

ヨーロッパでのPLM導入の動向

お客さまの事例講演の中で特に興味深かった内容は、ヨーロッパではスピーディーなPLM導入、立ち上げの取り組みが主流だということです。

従来のウォーターフォール型のプロセス(要件定義-外部設計-詳細設計-実装-テスト)では、全体の仕様が確定しないと後工程に進みづらく、システムの構築やその効果を得るまでに長い期間を要してしまいます。

これに対し、「ペルソナ」や「UI」、「UX」といった考え方を活用したアジャイル型のプロセスは、PoC(概念実証)を小さい単位で早く回すことで、その都度発生した効果を検証しながら完成度を高めていく手法として用いられています。

・ペルソナ

ペルソナは、商品、サービスを利用するユーザーの中で重要な人物モデルのことです。ペルソナを定義することで、担当者間で共通したユーザーモデルを形成できる、ユーザーの視点に立ったシステムのサービス向上が実現できるといったメリットがあります。

・UI/UX

UIは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略で「人と物が接触する部分(画面など)」、UXは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で「人が物やサービスを通じて得られる体験」を意味します。ユーザーが満足するUXを意識しながらUIをデザインすることが重要とされています。

このようにヨーロッパでは、サービスを利用するユーザーモデルの定義と、UI/UXをベースにしたユーザー視点でのシナリオの定義、さらに個々のPoCを繰り返し実施することにより、PLM導入の取り組みが行われています。

おわりに

私たちは、このような海外での取り組みを含めた情報のご提供や、お客さまのお役に立つようなPLM領域でのご提案を引き続き行っていきます。

ぜひ担当営業までお問い合わせください。

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