人とシステム

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No.98 | 社長インタビュー
グローバルな視点で新たな価値を提案
インドの先駆的なIT企業との連携
ニキル  アソパ 様 Vice President & Country Head, Japan ウィプロ・リミテッド ニキル アソパ 様
Vice President & Country Head,
Japan
ウィプロ・リミテッド

BRICs(ブリックス)の一角を成すインドは、世界から注目を集めるIT大国として急成長し、多くのグローバル企業が開発拠点として集まり世界のイノベーションを生み出す中心になっています。インドの中でも大手IT企業であるWipro Limited(以下:ウィプロ)様は、日本法人であるウィプロ・ジャパン株式会社(以下:ウィプロ・ジャパン)様を設立し、日本でのビジネスを積極的に展開しています。今回は、同社本社の横浜ランドマークタワーにて、NDESとの協力体制から生まれる新たなサービスの可能性についてお話を伺いました。

いち早く日本へ進出する
グローバル企業ウィプロ

NDES 代表取締役社長 東 和久
NDES
代表取締役社長
東 和久

 ウィプロ・ジャパンの社長へ4月に就任されたニキル アソパ様に、本日お目にかかる予定でしたが、今般のコロナ禍で来日が延期になり、とても残念です。本日は、私たちと長いお付き合いのあるラマン カカラ様にお話を伺います。まずは、ウィプロ様についてご紹介いただけますか。

ラマン ウィプロは、世界をリードするIT、コンサルティング、ビジネスプロセスのサービスを提供する大手企業です。設立した1945年は、食料品や衣料品の製造をしていましたが、1982年に参入したIT事業により、インドにおける3大IT企業にまで成長しました。お客さまの業種は、航空宇宙、自動車、家電、医療などさまざまです。例えば、航空機メーカーのお客さまには、機体の研究開発、設計、システムの組み立て、認証、テストに至る製品のライフサイクル全体に対応するエンジニアリングサービスを提供し、課題解決だけでなくコスト削減も支援します。このような豊富な業界の経験とグローバル実績を生かした優れた戦略で、お客さまの業務を改善するソリューションを提案できることがウィプロの強みでもあります。

さらに、お客さまのデジタル化の取り組みとして、コグニティブコンピューティング、ハイパーオートメーション、クラウド、分析などの最新テクノロジーを用いたソリューションにより、お客さまのビジネス成果に貢献しています。その他、ウィプロが世界的に評価されていることは、包括的なビジネスポートフォリオや持続可能性への精力的な取り組み、さらに社会貢献度の高さです。現在、約18万名の社員が世界各地でお客さまを支えています。

ラマン  カカラ 様 Director & Sales Head, Industrial & Engineering Services, Japan ウィプロ・ジャパン
ラマン カカラ 様
Director & Sales Head,
Industrial & Engineering Services,
Japan
ウィプロ・ジャパン

 ウィプロ様の本社は、カルナータカ州のバンガロールにあり、インドのシリコンバレーと呼ばれています。私も訪れたことがあり、活気のある美しい街でした。本社には、何名の社員が在籍していらっしゃるのですか。

ラマン 本社には約3万名の社員が働いています。本社は若い社員が多く、勤務時間を自由に選べる働きやすい環境が整っています。この本社がある広大な敷地にはオフィスビルがおよそ30棟あり、さらにレストランやショッピングモールが併設されています。私たちは、このエリアをキャンパスと呼んでいます。オフィスビルは日本のようなタワー型ではなく、5階ほどの低層ビルが並び、広いキャンパス内のお客さまの移動はゴルフカートを使います。

このキャンパス内では、特定の場所に自動車の自動走行プラットホームを作り、自動運転のテストを実施しています。その目的の1つは、基本的なADAS(先進運転支援システム)のデータの蓄積ですが、ビジネスとして行っているわけではありません。自動運転に関連した高い技術力のある人材がウィプロにいることをお客さまに理解していただくためです。実際に多くのお客さまが見学に来社されています。

 世界で活躍されるウィプロ様が、いち早く進出された日本でビジネスを展開するウィプロ・ジャパン様についてご紹介ください。

ラマン ウィプロ・ジャパンは、1998年の設立以来、日本特有の品質と納期における厳しい要求に対応しながら、それぞれのお客さまに合わせたエンジニアリングITサービスを提供しています。これまでに、40社以上のお客さまにサービスを提供してきました。ウィプロ・ジャパンは本社を横浜に構え、横浜、大阪、東京にデリバリーセンターがあり、約250名の社員が働いています。

また、インドのウィプロには、日本のお客さまをサポートする1500名以上の専門スタッフが常駐しています。

ウィプロ本社があるキャンパスと呼ばれる敷地
ウィプロ本社があるキャンパスと呼ばれる敷地

ウィプロ・リミテッド 会社沿革

1945

WIPRO設立

1982

IT製品事業に参入

1990

サードパーティR&DサービスおよびITサービスに参入

2000

NYSE上場、BPS事業に参入

2015

「Wipro Digital」の立ち上げ
Designitおよびアピリオの買収を通じたキーケイパビリティの獲得

2017

新しいブランドアイデンティティを発表し、「Spirit of Wipro」を再定義して、変革と進化するクライアントの期待に対するウィプロの決意を明示

日本企業の独自性を学ぶ

 ウィプロ様には、日本企業の独自性を身に付けるための教育プログラムがあると聞いています。それはどのようなものですか。

ラマン ウィプロが日本へ進出してすぐに日本で働く上で必要なことは、言語や文化的な障壁を取り払うことだと気づきました。そこで、日本語と日本文化を身に付けるため、教育プログラムとして「SHIMPO(進歩)トレーニング」を作りました。日本に配属される社員は、インドのウィプロで約6カ月間にわたりSHIMPO(進歩)トレーニングを受講します。トレーニングの内容は、日本語の勉強の他に名刺交換などの基本的なビジネスマナーから、日本語特有の言い回しや箸の使い方などの生活習慣も学び、日本映画を見ることも学びの1つです。

 ここまで熱心に日本文化やビジネス習慣を習得された社員の方がいらっしゃると、日本のお客さまだけでなく、パートナーである私たちも心強く感じます。他にも日本企業に対する取り組みがあると伺っています。それはどのようなものですか。

ラマン それは日本企業に特化したフレームワーク「SHINRAI(信頼)」です。このフレームワークは、お客さまとの「信頼」関係を構築することを目的として作成しています。SHINRAI(信頼)は、ウィプロのグローバルな実績と、日本での20年以上の経験を取り入れながら、日本固有の様式、言語、文化を背景とする日本のお客さまのニーズに適切に対応していくため、7つの基本理念で構成しています。ウィプロは、SHINRAI(信頼)に基づきながら、お客さまのニーズに合ったソリューション、サービスを提供しています。

日本企業に特化したSHINRAI(信頼) フレームワーク 7つの理念
日本企業に特化した
SHINRAI(信頼) フレームワーク 7つの理念

日本で発揮するウィプロの強み

スリクマール  ラオ 様 Business Head, APAC, Japan & India Industrial & Engineering Service ウィプロ リミテッド
スリクマール ラオ 様
Business Head, APAC, Japan & India
Industrial & Engineering Services
ウィプロ リミテッド

ラマン 日本はウィプロが成長できる重要な市場とみています。日本のエンジニアリング向けのトータルソリューションを提案する上で、ウィプロのソリューションである「Engineering NXT」が重要な役割を果たします。Engineering NXTは、多種多様な業界のクライアント製品、プラットフォーム、テクノロジーを構築することができ、大規模な技術革新が可能です。日本の製造業のお客さまに対して、個別のプラットフォーム開発を行うことにより、テクノロジーの統合、市場投入までの時間短縮、グローバルな製品コンプライアンスの確保といった、エンジニアリングサービスを提供できます。さらにNDESと協業することで、お互いの強みを生かしたソリューションの提供が可能になります。

日本のエンジニアリング分野では、自動車産業がいっそう重要になると考えています。既に海外の自動車業界には、IoTやクラウド、AI、オートメーションプラットフォームなどの最先端テクノロジーを活用したソリューションを提供している実績があり、これらのグローバルでの経験やアセットを生かして日本企業へ貢献できると確信しています。さらに、欧州の主要完成車メーカーの団体が車載系組込みソフトウエア開発のために策定した標準規格であるAutomotive SPICEを日本でも取り入れるOEMが増えてきていることもあり、ウィプロは、世界で最初にAutomotive SPICEのレベル5の認定を受けたという企業の強みを発揮できると思います。

 車載機器に搭載する組込みソフトウエアの品質を確保することは人命にもかかわる重要な問題です。組込みソフトウエアを開発する企業の能力を判定できる規格のAutomotive SPICEで、レベル5は能力レベルの最上位になります。ウィプロ様はこのような認定を受けているだけでなく、私たちが求めているエンジニアリングに特化したソリューションの提供に多くの実績があります。ウィプロ様と協業することで、デジタル社会へ向かう日本の製造業に新しいソリューションを提案できると確信しています。

他にも世界各国の認証制度機関から認定を受けた施設があるということですが、どのような施設でしょうか。

24時間年中無休の実証実験の施設Tarang Labs
24時間年中無休の実証実験の施設Tarang Labs
ウィプロのTarang Labsは、最先端のインフラ、24時間稼働のラボ運用、および経験豊富なチームを備えるラボであり、グローバルなコンプライアンス保証をワンストップで可能とすることにより、高品質製品の市場投入を強力にサポートする

ラマン それは、24時間年中無休の体制で、製品コンプライアンスや国際的規制基準を認証するために運営をしている「Tarang Labs」という施設です。この施設は、これまでに20カ国以上の350社を超えるクライアントと協力し、EUの安全性能基準であるCEマーキングを300件以上行っています。ここには、EMI(電磁妨害)/EMC(電磁両立性)、音響、ワイヤレス、環境、信頼性、安全性などのテストを実施するための最先端設備を備えています。Tarang Labsは、クライアントのハードウエア開発者やテストエンジニアが、必要なときにそのニーズに応じたオンデマンドテストを行える施設です。さらに製品の市場投入までの時間を短縮するため、開発した製品の認証取得までを委託することもできます。

実例を挙げると、海外の複合機メーカーからの依頼で製品のテストと認証を行っています。その他にも、他社の開発製品にウィプロが開発した組込みソフトウエアを実装して、製品のソフトウエアとハードウエアの両面からのテストを行い、製品に対する認証を取得しています。日本企業では、半導体メーカーや自動車部品メーカーからの依頼もあります。

今後は、試作から製造までを視野に入れ、幅広く製品に関わる認証を受託できる体制を整えていく予定です。

日本の製造業と
提供するサービスのかたち

 ウィプロ様のグローバルでの豊富な経験から日本の製造業をどのように見ていますか。

ラマン アメリカの製造業の場合は、製品の設計開発の段階で製造時の品質確保まで行っています。製造の現場は、その設計に従って製造するだけで正しい品質の製品を完成できるので、製造工程の設備を揃えることができれば、海外でも製品を製造できます。しかし、日本の場合は、製造現場の技術力の高さから、製品の設計開発後に良いものに仕上げていくために、現場で調整することもあります。もし、海外で製造することになれば、その製造現場の調整を設計に反映することが必須になります。

 日本の製造現場の技術であるすり合わせは、例えば、設計図面に無い穴を現場のノウハウにより開けることがあります。それを設計にフィードバックしなければ、また同じように、現場で設計図面に無い穴を開けるという、現場調整が求められてきました。

ラマン その通りです。設計に現場の調整をフィードバックすることで、購買部門は穴がある材料を購入することができ、現場は穴を開けるという作業が不要になります。製造の各プロセスや製造現場のノウハウもデジタル化することで、海外でも製造できるようになります。日本の製造業もその方向性に進んでいると思います。

 プロセスも一緒にデジタル化する必要が求められるというのはまさにその通りで、世界では着実に進んでいますね。

今後の私たちの目標としては、大企業のお客さまにはこれまでと同様にシステムインテグレーションを中心とした提案を行い、中小企業のお客さまに対しては、新たにサブスクリプションのような独自のサービスを提供していきたいと考えています。今後はクラウドビジネスを始め、ビジネス全体がそうなっていくでしょう。

利用期間に応じた定額制でもいいですが、電気・ガス・水道のように使った量に応じて課金するシステムがお客さまにとって価値のある方法であり、このようなサービスを展開したいと思います。

ラマン 世界的に見ても投資は控えたいというお客さまの課題はあります。中小企業だけでなく大企業もサブスクリプションにできないかと考えています。特に欧州はその傾向が強いですが、日本でもその仕組みができれば広く受け入れられると思います。

 サービスへの投資は私たちが行い、そのサービスを選択して使うのはお客さまで、便利だと思っていただけると使い続けてもらえます。このサービスの重要な点は顧客満足度の向上であり、ユーザーニーズや業種・業態における業務を的確に理解したサービスを提供することが求められます。その上で最適なシステム開発に取り組むことが不可欠だと思います。

ラマン そういったNDESのノウハウに加えて、ウィプロのEngineering NXTを始めとする技術と人材が合わされば、一番いいコンビネーションを生むと思います。

日本の自動車メーカーの事例では、プログラムのテスティングの自動化に取り組んだことがあります。スクリプトを作って自動化するまでは時間も手間もかかりますが、実現すれば人手不足を解消できます。また、ウィプロの人材を使ったアウトソーシングもできますので、いろいろな可能性があると思います。

ウィプロとの今後のコラボレーション

アジモン  サティヤシーラン 様<br>Business Development Manager,<br>Industrial & Engineering Services, Japan<br>ウィプロ・ジャパン
アジモン サティヤシーラン 様
Business Development Manager,
Industrial & Engineering Services, Japan
ウィプロ・ジャパン
レンジ  アブラハム 様<br>Group Head,<br>Industrial & Engineering Services, Japan<br>ウィプロ・ジャパン
レンジ アブラハム 様
Group Head,
Industrial & Engineering Services, Japan
ウィプロ・ジャパン

 ウィプロ様のこれまでの実績と私たちの取り組みを考えると、これから協業していく上でターゲットとする分野は、CAE、MBD(Model Based Development)、MBSE(Model Based Systems Engineering)、QC(Quality Control)が最適だと考えます。ウィプロ様のエンジニアリングサービスに期待しています。

例えば、両社のCAEサービスを組み合わせることにより、自動車開発における全ての領域をカバーできるといっても過言ではないと思います。さらに、両社の持つMBDにおけるソフトウエア制御などのノウハウも組み合わせることにより、車1台分のシミュレーション環境を提供できる可能性を秘めていますね。

今後、DX(Digital transformation)を実現していく中で、バーチャルでの実験やシミュレーションを行うなど、従来と異なる手法を提案していかなければいけないと考えています。その目標の1つは、実際に試作する前にモデルベースで最終的なチェックまでをバーチャル上で行うことです。

ラマン まずは、作るものをシミュレーションで想定してから試作をしてくださいとお願いしたいですね。それには、MBDで設計時に開発対象をモデル化してコンピュータでシミュレーションを行い、設計したものが正しく動作しているか確認することが有効です。例えばエンジン開発では、エンジンの温度やその周りに水や空気を流したときの温度変化を測定して、流量や断面積を算出していたので、試作しなければ分からないことが多くありました。そこにMBDを活用すると、シミュレーションの精度が向上するので試作回数が減り、コストを下げることに貢献できます。今後は、エンジンだけでなく車体も含めた製品全体のシミュレーションが求められていくでしょう。日本でも取り組んでいるメーカーはありますが、海外の取り組みの方が進んでいます。これからの日本企業のエンジニアリングを考えると、試作する前にシステムでシミュレーションすることが重要です。

 その通りですね。MBDは重要です。その先のMBSEサービスへの取り組みとして、先ほどお話のあったTarang Labsによるリアルな実証実験や両社が得意とする技術領域を融合することで、自動車業界向けのMBD、MBSEに関連するサービスを構築することが可能になります。

また、ソフトウエアの開発でのV字モデルをきちんとつなげていくには、工程や作業プロセスごとの品質管理(QC)が求められます。まずは、私たち社内のQCに取り組みつつ、実際のプロジェクトに適用していきたいと考えています。今後、日本企業はソフトウエアのQCに対する取り組みを推進しなければ問題が出てきます。例えば、自動運転のソフトウエアは、無線通信を使ってソフトウエア更新するOTA(Over The Air)で、頻繁に最新バージョンへの更新が求められます。もしかしたら、自動車の走行中にアップデートされることもあるでしょう。米国のEVメーカーではすでにOTAを採用しているようですが、もし自動アップデートしたソフトウエアに不具合があれば事故につながります。そういう意味からも、ソフトウエアの開発での工程や作業プロセスに対する検証が重要になり、その点からもウィプロ様には期待しています。

ラマン ウィプロは、自動車エンジニアリングのバリューチェーン全体にわたるグローバルな専門技術をベースに日本の品質基準を満たしていくには、日本におけるエンジニアリングサービス分野で多くの経験を持つNDESとの協業は欠かせないと思っています。

日本の製造業の未来

 私たちは、NTTデータグループと協力して自動運転に関連するソフトウエアの品質保証のため、テストシナリオの自動生成に取り組んでいます。蓄積したテストデータの中から特異なテストパターンを抽出して、次のソフトウエアの品質保証ために組み込んでいくという技術です。

人口減少の日本ではトラックのドライバーも減少しますが、自動運転が普及すれば、自動車のニーズは逆に増えていきます。深夜、人が運転しないトラックが高速道路を走って、高速道路の出入り口近くの荷物の集積所まで運んでくると、翌日には現地のドライバーが荷物を配送していくという物流システムが可能になります。

ラマン 自動運転に関するソリューションも含めて、今後、NDESとのパートナーシップを通じて、大規模なイノベーションの提供を目指していきたいと思います。日本が急速なIT技術革新の到来に直面する中で、多くの日本企業は従来の社内イノベーションの限界を感じて、最先端のITを使いこなす組織的能力(ITケイパビリティ)に目を向けつつあります。そういう環境下でNDESとウィプロは、ウィプロ・ジャパンを通して戦略的パートナーになれる、最も信頼できるパートナーの1社として力を発揮できると確信しています。

 私たちも同じ考えです。自動車業界では、車両のエレクトロニクス化が進むにつれ、自動車メーカーやアセンブリメーカーより、エレクトロニクス分野のパーツメーカーの重要度が増しています。生産力や技術力、特許も含めてパーツメーカーの技術を適用した自動車の安全性、快適性や省エネルギー化が求められています。このような中でバーチャル空間を活用したMBSEは、車両のエレクトロニクス化により複雑化する設計開発を効率的に行う手法として取り組むべきものです。

また、それを実現するエンジニアが必要となりますが、日本ではエンジニアの人材育成や最先端技術を経験する環境が少ないこともネックになっています。そこで、欧米での実績があるウィプロ様で育成された経験豊富な人材がたくさんいらっしゃることも期待しています。

ラマン ありがとうございます。人材も含めた協力体制が構築できるように、自社のデザインセンターを設置し、エンジニアを育成していきますので、お役に立つことができると思います。

 日本の製造業のお客さまへ幅広い貢献をしていくため、バーチャル上で開発する方法論を核としたソリューションを提供する上で、グローバルで鍛えられた技術力を持つウィプロ様は欠かせない存在です。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

横浜ランドマークタワーにあるウィプロ・ジャパンのエントランス
横浜ランドマークタワーにあるウィプロ・ジャパンのエントランス

会社プロフィール

ウィプロ・ジャパン株式会社

ウィプロ・ジャパン株式会社

URL https://www.wipro.com/ja-JP/(外部サイトへ移動します)

住所 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-1
横浜ランドマークタワー26階
設立 1998年
主要製品 情報システムアウトソーシング、ソフトウエアアプリケーション開発および保守

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