MBSE/MBDソリューション
シミュレーションを駆使したものづくりをご支援するMBSEとMBDおよび関連するソリューション
自動車業界ではCASEに代表されるように、産業構造の変革を余儀なくされ、製品ライフサイクルの短縮化に加えてシステムの複雑度が上がっています。この状況に対応するためには、設計情報(要求、仕様情報など)を複数の企業間、複数のツール間でやり取りせざるを得ず、情報のトレーサビリティが担保されていることが求められます。
設計情報のトレーサビリティ担保が可能になれば、実際に物をつくる前に、設計内容の確からしさをシミュレーションすることが可能となり、工数の削減や製造コストの低減が期待できます。そのためには、ハードウエアだけでなく制御系(ソフトウエア)についてもモデル化を行い、製品全体をシステムとして取り扱うことを可能にすることが不可欠です。
私たちは、モデルを活用してシステムズエンジニアリングを高次元・高効率に行うMBSE(Model Based Systems Engineering)、MBD(Model Based Development)の実現をご支援するサービスを提供しています。
私たちはMBSE、MBDの技術領域を理解した上で、お客さまに最適なソリューションをご提供するため、Vモデルの左上から右上までトータルにシステムズエンジニアリングをご支援させていただける体制を築いています。
これまでに様々なITツールが世に出されていますが、一つのツールで全てのエンジニアリング領域を賄うことはできません。そこで、私たちはそれぞれのツールを「データ」でつなぐことにより、トレーサビリティを担保した状態でエンジニアリング全体をサポートするクラウドフレームワーク「Technical Service Framework(TSF)」をご提供しています。
TSFの実現にあたり、各領域のツールベンダー様とアライアンスを結び、エンジニアリング全体をトータルにカバーできる体制を整備していることに加え、クラウド環境に構築することで、複数の協業企業が関係する製品開発において効率的かつセキュアなデータ授受を叶えています。
また、MBSEのためのフレームワークだけでなく、エンジニアリングをサポートするサービスもご用意しております。これらのエンジニアリングサポートサービスをご利用いただくことで、モデルを活用しないレガシー開発からモデルを活用したスマートな開発に至るまでのロードマップの作成から実現までを強力にご支援させていただきます。
prostep ivipが日本で開催したSystems Engineering Day Japanにて「MBSE PoC for Industry」という内容で発表しました(2019年10月17日)。(外部サイトへ移動します。)
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