システムソリューション統括部 ソリューションサポートグループ 安武 伸也 |
「Dr.工程PRO」株式会社 村越機型製作所 様 福島工場
■設計課、金型課の概要や役割を教えてください。

村越 誠 様
メーカから製品の図面をいただき、それを元に設計課の構造設計と製品設計の各チームで、金型製作に必要な図面や製品形状のモデリング、NCプログラムの作成を行っています。
金型課の製造チームでは、作成された図面やNCデータを元に加工、仕上げ、組立、検査後に納品まで行っています。
■「Dr.工程PRO」を導入する前の管理状況と問題点をお聞かせください。

班長 江田 俊彦 様
以前は「コンパクト実績入力」システムを使用して、実績データの収集を行っていました。データを入力した後に、注文番号(製造NO)を変更したいとき、再入力となるなど、問題点がありました。また進捗状況は、担当者へ直接確認するしかありませんでした。
■「Dr.工程PRO」の導入の決め手は何でしたか?

穂積 英利 様
他社の生産管理システムと比べて、「Dr.工程PRO」は、当社が必要と考えていたものが実現できていました。例えば、部品毎の実績集計など、より細かい項目で集計ができています。また進捗管理では、どの工程で工数がかかっているかが、分かるようになるので、これらの情報をもとに工程時間の効率アップを図りたいと考えました。実績入力は、作業者が直接パソコンを入力するので、リアルタイムな進捗管理ができると思いました。
■「Dr.工程PRO」を実際に使われて、いかがですか?
リアルタイムに実績入力を行っているので、残工数が分かり易くなりました。さらに納期が守れるかどうかも、作業スケジュールのシミュレーションができることで、素早く分かるようになりました。
運用としては、山崩しで自動スケジューリングした部品工程表を印刷して、工場内の共通な場所へメーカ別に置いています。作業者が、この部品工程表を参照して作業を行い、作業が終われば、現場のパソコンで実績入力を行っています。Dr.工程PROの立ち上げ時は、工程の計画工数を入れることに苦労しましたが、現在では、蓄積した実績データを利用することで、計画工数の精度が向上しました。また進捗管理の情報が、全員で共有できるようになったことが大変良かったと感じています。
■今後の展望と「Dr.工程PRO」へのご要望をお聞かせください。
- 各種帳票では、もっと出力項目の自由度を上げてほしい。
- Dr.原価PROでは、原価データの項目別に参照制限をつけてほしい。
- 就業時間内と残業時間の作業区別がほしい。
- 実績入力も手動からできるだけ自動にしたい。
- 既存の経理システムでも、購入費や外注費等の入力があり、二重入力となるため、データ連携したい。
NDES→「Dr.工程PRO」へのご要望項目は、開発元へ伝えます。
ありがとうございました。
株式会社 村越機型製作所 会社プロフィール

代表取締役 | 村越 誠 |
---|---|
所在地 | 〒963-6114 福島県東白川郡棚倉町 上台字古宿66-6 |
創業 | 1938年 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員 | 34名 |
主な業務内容 | シリンダーヘッド、シリンダーブロック、ミッションケース、マニホールド等の試作木型及び鋳造用金型( アルミ、鋳鉄) の設計、製作(低圧鋳造型、重力鋳造型、ダイキャスト型、シェルモールド型,COLD-BOX型、生砂型、他) ISO9001-2000年版 認証取得 |
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