人とシステム

季刊誌
NTTデータエンジニアリングシステムズが発行する
お客さまにお役に立つ情報をお届けする情報誌です。

No.97(2020年4月 1日発行)

社長インタビュー

最新国産ロケットに適用するAM技術 ロケットエンジンの開発に導入するEOSの3Dプリンター

三菱重工業株式会社 様

宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)様と共に日本のロケット開発を推進してきた三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)様は、次世代の基幹ロケットとしてH3ロケットの開発に取り組んでいます。そこに搭載されるLE-9エンジンにAM(アディティブ・マニュファクチャリング)技術を適用し、EOS社の3Dプリンターで造形した部品を使用しています。今回は、ロケット開発の一翼を担う同社の名古屋誘導推進システム製作所を訪れ、日本のロケット開発の状況と次世代ロケットエンジンの部品に適用されているAM技術についてお話を伺いました。

お客様事例

試作開発の対応力とスピードが強み

タイメック株式会社 様

タイメック株式会社様は、自動車を中心としたさまざまな分野において、試作部品の開発、三次元レーザ加工、治具の設計製作を手掛ける板金・プレス加工の技術集団です。同社が強みとするハイスピードな対応を支えているのが、設計、加工、組み立て、検査までの一貫した生産体制や最先端設備、ノウハウを集積した技術力です。今回は、金型設計でご活用いただいているSpace-E、Manufacturing-Spaceのデータコンシェルジュサービス、CADデータチェッカーについて、その役割や効果についてお話を伺いました。

システム紹介

Manufacturing-Space® Version 4.5 新機能のご紹介

2020年3月にサービスインしたManufacturing-Space Version 4.5(以下、Ver.4.5)では、お客さまのデータの管理・共有における業務効率と安全性の向上をテーマに、データ管理サービスである「データコンシェルジュ」の機能改良を実施しました。

システム紹介

「受注設計製造プロセス 統合ソリューション」のご紹介

本稿では、個別受注型製造業のお客さまが抱えている課題や、その解決策および実現する手段である「受注設計製造プロセス 統合ソリューション」についてご紹介します。

トピックス

Additive Manufacturingに特化した国際見本市 formnext 2019 のご報告

Additive Manufacturing(以下、AM)に特化した見本市では世界最大の規模を誇る「formnext」が、去る2019年11月19日(火)から22日(金)までの期間、ドイツ・フランクフルトで開催されました。開催期間中、私たちもEOS GmbH(以下、EOS社)、STEROS GPA INNOVATIVE, SL(以下、GPAINNOVA社)、3T Additive Manufacturing Limited(以下、3T-am社)のブースにて日本のお客さまをお迎えしました。ここでは、formnext 2019における3社に関連する情報を中心にご報告します。

トピックス

WinActorの活用事例 営業支援の業務を自動化する

私たちNTTデータエンジニアリングシステムズは、国内シェアNo.1を誇るRPA(Robotic Process Automation)ツール「WinActor」の販売を行っています。WinActorは、WindowsPC上での繰り返し作業を自動化し、ヒューマンエラーを軽減して、作業時間や入力確認のための工数を大幅に削減できる画期的なソフトウエア型ロボットです。例えば経理や人事、営業支援などのいわゆるバックオフィス部門における定型業務を自動化することで、業務の正確性や作業効率の向上を図れます。私たちも実際に、WinActorを活用して社内業務の自動化に取り組んでいますので、ここでは、その活用事例と効果や課題についてご紹介します。

トピックス

大連永華技術有限公司と中国における代理店契約締結 -日軟信息科技(上海)有限公司の閉鎖について-

NTTデータエンジニアリングシステムズ(以下、NDES)は、2020年1月1日付けで、大連永華技術有限公司(董事長 総経理:葛 傑様 以下、大連永華社)と中国におけるSpace-EシリーズおよびDarwin Vueの販売・サポートに関する代理店契約を締結しました。

トピックス

「型技術者会議2020」開催のお知らせ ⇒(開催中止)

型技術者会議2020のテーマは、"型技術・五つの力~「人・機・材・知・結」"です。人(人財)、機(工作機械や工具)、材(材料)、知(センシング、ノウハウやコンピュータ援用技術)、結(IoTやネットワーク)は型技術を構成する五つの大要素を示します。オリンピックイヤーということもあり、型技術に必須とする五つの最重要構成要素に着目し、力を合わせて成功に導きたいと考えています。これら五つの要素を深掘りし、有機的につながりながら総合力としての型技術の進化を実感できる会議となるよう、鋭意準備を進めております。

表紙画像

No.97表紙

タイメック株式会社 様の写真、画像データをもとに表紙をデザインしています。