人とシステム

季刊誌
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No.99 | 社長インタビュー
中堅企業連邦のサノヤスグループ
シナジー効果を生み出す
新基幹システムにProject-Space®を導入
上田 孝 様 サノヤスホールディングス株式会社 サノヤス造船株式会社 代表取締役社長 上田 孝 様
サノヤスホールディングス株式会社
サノヤス造船株式会社
代表取締役社長

サノヤスホールディングス株式会社様を持株会社とするサノヤスグループ様は、1911年に造船業を創業したことから始まり、2021年4月に創業110周年を迎え多様な事業を展開しています。新規事業、グループ企業の統合など、常に“変革と挑戦”を続けているサノヤスグループ様では、グループ企業での利用を想定した基幹システムの更改をし、純国産のERPである「Biz∫」をベースとする「Project-Space」を導入しました。そこで今回は、サノヤスグループ様のこれからと新基幹システムへの期待についてお伺いしました。

なお、この取材は2020年10月に行いました。その後、サノヤスホールディングス株式会社は造船事業を株式会社新来島どっくに2021年2月末に譲渡することを発表されています。

ニッチマーケットにおいて
存在感を見せるM&Tグループ

NDES 代表取締役社長 東 和久
NDES
代表取締役社長
東 和久

 2009年に上田孝様が社長に就任されて以来、ホールディング体制の構築をはじめ、新規事業への参入やM&Aなどアクティブに取り組まれていますが、現在のサノヤスグループ様についてお話しいただけますか。

上田 造船業として大阪で創業したのが1911年で、2012年1月に持株会社に移行してから、分社化や合併などによる会社組織の再編を行ってきました。現在のサノヤスグループは、サノヤス造船を中核とする造船グループと10社からなるM&T(Machinery & Technology)グループで構成されています。M&Tグループ(以下、MTG)の事業会社は、機械式駐車場や建設用機材の製造・販売・リース・メンテナンスを行う企業をはじめ、産業機械部品の製造、電気機械器具の製造、遊園地の遊具の製造・管理など多岐にわたっており、ニッチマーケットにおいて優位な地位を占めている部門が多く存在し、過当競争に巻き込まれることが少なく、しかも一定の成長余地が残されている恵まれた競争環境にあります。また、そのターゲット市場が多岐に分散していることから、グループ全体として比較的、景気変動リスクに強い体制を構築できています。この事業のバランスを取りながら、グループ全体の経営戦略を立てると共に、各事業会社は自立しながらそれぞれの事業環境に応じたビジネスモデルを推進しています。

サノヤスグループ全体の経営理念は「確かな技術に まごころこめて」であり、「Good Company、良い会社」を創り上げて行くことを基本理念に据えています。また、2012年の持株会社体制移行以来、「自立と自律」というコンセプトの下、各事業会社を主体とする成長戦略と経営体質強化を進めてきました。

 現在、さまざまな産業にコロナ禍の影響があり、世界中の会社が大変な状況に置かれつつありますが、サノヤスグループ様への影響はいかがでしょうか。

上田 現在、新船の発注が控えられています。その要因の1つは、新型コロナウイルスの終息が不透明なため、景気の回復が見通せないということです。もう1つは、今後、環境規制の厳しさが増していく中で、新しい技術がどう進むかを見定めたいということです。この2つの問題が、日本だけではなく中国や韓国でも起きていて発注が減少していますが、日本への影響が最も大きいことから、さらに悪化しているように思います。

もう一方のMTGとしては、急激な受注の減少はありませんが、目に見えるくらいの数字の落ちはあります。ビジネスが消滅したのではなく、お客さまがこの状況下で経営判断を少し待って様子を見ながら発注を先送りにしている状況だと思います。

サノヤスホールディングス株式会社
機械式駐車装置や化粧品・医薬品の乳化装置及び攪拌機、電気機械器具などの各種製造業から、遊園地の遊戯機械設備の製造、運営管理まで幅広い分野に広がるM&Tグループ

さまざまなメッセージを伝える
キーワード「C&C」

 上田様は、いろいろなメッセージを社内外に向け発信されていますが、まずは、御社のホームページでも紹介されている造船番長というテレビコマーシャルのインパクトが強かったので、それについてお話しいただけますか。

上田 造船番長は、私が社長になってすぐに、岡山県で流し始めたコマーシャルです。それまでは、上品なテレビコマーシャルを打っていたのですが、広告会社のクリエイターから新しいシリーズのプレゼンテーションを受けて、提案されたものの1つがこのコマーシャルでした。当時の社名がサノヤス・ヒシノ明昌だったこともあり、造船会社として認識されにくかったので岡山県での採用に苦戦していました。そこで、会社のアピールができるコマーシャルとして選んだところ、それがカンヌ国際広告祭(現:カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル)のPR部門でシルバー賞を受けることになったのです。

傑作なのは、岡山県で流し始めたころに当時の水島製造所の所長に反響を聞くと、「ちょっと変なコマーシャルになったと家族の評判があまり良くない」と言うのです。ところが、その1カ月後にまた話を聞くと、「近所でも面白いと話題になっていて、家内が鼻高々です」と喜んでいました。

 他にも「C&C」というキーワードを使って、社内外へのメッセージを発信しておられますが、そちらについてもお願いします。

上田 昔から言葉遊びが好きで、2020年はC&Cを使い、それを頭文字とする言葉でメッセージを発信してきました。まず1月に、以前から言っていた「Change & Challenge」:「変革と挑戦」をキーワードとしました。安全第一と最高品質に加えてコスト競争力を一段と高めていき、中堅企業連邦経営として新たな成長ステージを目指すことを掲げました。

二つ目のC&Cは4月に発信した「Communication & Collaboration」:「対話と協働」です。コロナ禍で在宅勤務やテレワークなどの働き方改革を積極的に進めてきましたが、ビジネスの根幹は人と人とのつながりにあることも再認識できたので、対話と協働も大切にしていきたいと思いました。

もう1つ、社内向けに話したC&Cとして、「Cost reduction & Customer first」があり、コスト低減とお客さま目線を重視しようというメッセージです。

他のCとしては、今、「CHEMISTRY」:「化学反応を起こす」という言葉が好きなのです。これは事業における化学反応や社員における化学反応を起こして、「1+1=3」になるような感覚の事業展開や人材育成ができればいいな、というのがCHEMISTRYですね。

それと、本庶佑先生がノーベル賞を取られた時に、6つのCと言われたんですよ。好奇心を大切に「Curiosity」、勇気を持って「Courage」、困難な問題に挑戦する「Challenge」、必ずできるという確信を持つ「Confidence」、全精力を集中させる「Concentration」、諦めずに継続する「Continuation」、これが6つのCで、時代を変革するような研究を発信するには、これを実践することで達成できたということが、本庶佑先生からのメッセージだったのです。このようにキーワードをベースに、相手に合わせて内容や表現を変え、おのおのに適した例を使ってメッセージを発信することを心掛けています。

岡山放送で放映したテレビCM「造船番長」篇。フランスのカンヌ国際広告祭PR部門でシルバー賞を受賞した作品のリニューアルバージョン
岡山放送で放映したテレビCM「造船番長」篇。フランスのカンヌ国際広告祭PR部門でシルバー賞を受賞した作品のリニューアルバージョン
サノヤス造船株式会社の水島製造所(岡山県)
サノヤス造船株式会社の水島製造所(岡山県)

今後のIT化への取り組みと
期待について

 サノヤスグループ様として、今後のIT化への取り組みや期待についてどのようにお考えでしょうか。

上田 まず、今の造船業界には2つの課題があり、その1つは、地球温暖化対策による環境規制の厳格化です。C重油が使えなくなり、未来の船のエネルギーを変えていくことが必要です。それらも含めて、地球環境に優しい船造りがキーワードになるでしょう。もう1つは、自動運航も含めたデジタライゼーションです。人手をかけない運航を実現するには、IT化が不可欠となりますし、これからの10年はものすごいスピードで変革が求められます。MTGも含めた多くの産業分野でも同じで地球環境を守り、次世代へ引き継いでいくためにITの役割は大きく、御社も含めIT企業にはもっと技術レベルを上げていっていただきたいと思います。

また、これからは、コンピューターに慣れている若者が社会の中心になり、AIによるデータ分析、判断などが一般化してくると経営判断や営業のやり方なども大きく変わってくると思われます。

北川 治 様 サノヤスホールディングス株式会社 代表取締役専務執行役員 総務部 法務部 財務部 企画部担当
北川 治 様
サノヤスホールディングス株式会社
代表取締役専務執行役員
総務部 法務部 財務部 企画部担当

北川 造船業界は世界標準に対応していかなければならない業界であり、国土交通省が推進しているようなIT化にも取り組むべきだと思います。ただ、造船業界はいまだに労働集約的な古い体質が残っているため、ITによって何かをするというよりも、ITの存在が前提となって組み上げられていく産業にならなければいけないと思います。当然のことながら3次元CADなどは既に活用していますが、注文を受けた船の材料の調達を完全にシステム化して、ジャストインタイムで必要なものを必要なときに供給するような取り組みが重要となります。現状は、すぐに使わないたくさんの鋼材を工場の入り口に置いているので、会社の財産を寝かせているようなものです。材料が納品されたらそのまま現場に移されて製造工程に乗っていくというのが本来の姿ですが、今は、そのスタートラインから少しだけ走りだしたくらいだと思っています。

最近、全面印字装置を導入し、これまで鋼板に手で一生懸命字を書いていた作業の機械化を行いました。自動車などの他業界では、既に機械化されていると思いますが、日本の造船業界での導入実績は多くないというのが現状です。

 もう一方のMTGでの取り組みはいかがでしょうか。

北川 日本の中堅・中小企業はまだまだIT化の余地がたくさんあり、中堅企業の集合体であるMTGはIT化を進めやすいと考えています。例えばメンテナンス業務というのは、どこの産業でもビジネスの要ですが簡単な仕事ではありません。さまざまなトラブルに対応できる人材は少なく、全ての人がオーバーホールや事故発生時の迅速な対応ができるとは限りません。この人材不足を考えると誰もが対応できる環境が必要で、そこで期待されるのがIT化だと思います。

5年ほど前、現場で問題が発生した時にタブレット端末で撮影して、経験豊富な上司や先輩と相談しながら作業するという環境を整えましたが、この仕組みを利用したことはありませんでした。ところが、新型コロナウイルス感染症の影響でリモートでの作業が増える中、新しい仕組みに対しての気持ちのバリアーが薄くなり、すんなりと受け入れることができています。必ずしもコンピューティングの面ではなく、コミュニケーションツールとしてのIT化に取り組むことで、かなりの合理化が進むと思います。ただ、IT化により商談のあり方は変化していきますが、どうしても対面で行わなければできないケースも残ると思いますので、できるだけ合理化・効率化を進めながら対面での対応も大事にしたいと考えています。

さまざまな業態に対応する
Project-Space

 御社の基幹システムの更改に伴い、個別原価計算に対応をしたERPテンプレートである「Project-Space」をご導入いただきました。2020年4月から運用を開始されていますが、新基幹システムのご利用状況をお聞かせください。

北川 新基幹システムについては、使用している部署の評価はすごく高いです。導入する前は、不安もあり基幹システムの更改に不満もあったようですが、導入後は大変喜んでいます。特に経理部などは、従来よりもデータベースが増えて分かりやすくなったことで、コスト以上の価値があると言ってくれています。それもあって、グループ会社全体への導入もスムーズに進むと思っています。

また、人は保守的な考えを持つため、全てが新しくなると不安に思うこともあるので、Project-Spaceを中核に据えながらわざと全てをカバーしようとせず、既存の周辺システムと連携させるようにしました。このように柔軟な対応をしたことで、以前のシステムと同じだという安心感が生まれたことが、すごくよかったと思います。

工事用エレベーターの設計・製造・販売・レンタルを行うサノヤス・エンジニアリング株式会社。自社で製造してレンタルまで行うというユニークな事業を展開
工事用エレベーターの設計・製造・販売・レンタルを行うサノヤス・エンジニアリング株式会社。自社で製造してレンタルまで行うというユニークな事業を展開

 Project-Spaceを高く評価していただき、誠にありがとうございます。グループ会社でのご利用状況は、いかがでしょうか。

北川 2020年1月にMTGに加わったハピネスデンキでは、他社のERPパッケージを使っていたのですが、先方で買収後の作業を担当していた本社の経理スタッフによると、Project-Spaceの方が断然優れていると言っており、同じ個別原価計算を前提としたシステムでも、不足している機能がたくさんあるということでした。例えば、起票者がインプットした後、審査者が検証をするという流れが普通ですが、他社のERPパッケージでは、起票者がインプットするとそれで終わってしまうということでした。このような機能が標準でないと、追加開発が必要となるため開発費が高額になってしまいます。

また、今回、われわれが導入時に一番苦労をしたのが、MTGの独自ビジネスである建設用エレベーター事業の業務への対応です。この事業は、高層ビルの建設時に人や内装材を載せて動いているエレベーターの製造、レンタル、販売を業務としており、採用するシステムとしては個別原価計算が基本となるのですが、そこにレンタルの機能が加わるとまったく違ってきます。他社のERPパッケージではレンタルビデオ店向けのような機能しかなかったため、われわれのような独自ビジネスへの対応ができませんでした。今回は、そのような機能にも柔軟に対応してもらえたということでは、御社にしかできないシステム構築だと思います。今後は、グループ各社への導入をしっかり実施できるように取り組んでいく必要があるので、よろしくお願いします。

サノヤスグループ 新基幹システム概要図

サノヤスグループ 新基幹システム概要図
新基幹システムは、ERPパッケージソフトウエア「Project-Space」を採用。
今後は、グループ各社にも展開しシステムを一元化していく予定。

グループ会社の結束と経営状況の判断に
役立つProject-Space

新基幹システムの本格運用開始を祝って目入れされただるまと一緒に

 新基幹システムの本格稼働開始の際には、上田社長と一緒にだるまの目入れをさせていただきました。そこに至るまでには、御社の中でさまざまな業務の改変や工夫がおありだったかと思いますが、いかがでしたか。

北川 今回のプロジェクトでは、グループ全体でさまざまなコード類をすべて統一しました。勘定科目も統一したので、従来までやってきたことが全て変わってしまうことに、すごい抵抗がありました。しかし、このプロジェクトは、サノヤスグループのビジネスとして統一することが目的だと説明すると納得してくれました。いくら良いシステムを導入しても、使わなければ意味がないため、やはりビジネスの実態から丁寧に説明することが必要だと実感しました。

 今の社会状況も踏まえ、今後ビジネスの形態もいろいろと変わっていくと思われますが、推進をしていく中での課題は何だと思われますか。

上田 基本的には、それぞれの人間が持つマインドセットを変えていくことが一番重要です。基幹システムを変えるというのは、統合作業に近い集権的なイメージです。一方で、これまでのサノヤスグループの仕事の進め方は分権的で、各社が創意工夫して自立して進めてほしいということを言ってきましたが、統合の方向に行くというメッセージを受け止めて、その中で工夫するというようにマインドセットを変えることが重要だと思います。

今後は、どうやってITを活用してビジネスを推進していくかというアイデアをグループ各社で出していかないといけないです。そのためには、グループ各社に常にシステム担当者がいて、その担当者が、新しいことに挑戦していくような会社に変えていきたいと思います。そうして、グループ各社からいろいろなシステム化の提案が上がってきて、それが実際に成果を出すと、他のグループ会社からも提案がどんどん上がってくるというような、循環を作りたいと考えています。そうすると、システム担当者も受け身ではなく、この仕事だとこうやればいいというような、インタラクティブな発想が生まれてくると思います。

 最後に当社に期待することがあれば、お聞かせください。

北川 基本的にサノヤスグループは、個別原価計算をベースにしているので、多分、これからも御社以外に対応していただけるシステム会社はないと考えています。今回の基幹システムの更改の導入検討段階でも、いろいろなシステム会社のERPパッケージを検討しましたが、大手のシステム会社であっても、基本的に個別原価計算を用いているような業態の会社には、対応がしにくいのだということを大変感じました。特に、個別原価計算については、本当に細かな作業が多い中で、われわれとの親和性が高いシステムを開発しておられるので、これまで以上にシステムの適用範囲を広げていただけることを期待しています。

 高評価をいただいたProject-Spaceにさらなる期待を寄せていただき、感謝いたします。今後、サノヤスグループ様各社への導入も控えておりますので、引き続き柔軟なサポートを行ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

会社プロフィール

サノヤスホールディングス株式会社

サノヤスホールディングス株式会社

URL http://www.sanoyas.co.jp/(外部サイトへ移動します)

住所 大阪市北区中之島三丁目3番23号
設立 2011年10月3日(創業1911年4月)
資本金 2,559百万円
事業内容 グループ事業会社の経営管理

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