サステナビリティ
NTTデータグループの一員である当社のサステナビリティ経営の取り組みをご紹介いたします。
近年、サステナビリティが企業に求められる中、NTTデータは2022年度からの中期経営計画において、「Realizing a Sustainable Future」というスローガンを掲げ、未来に向けた地球環境の保全、サステナブルな社会を支える企業の成長、誰もが健康で幸福に暮らせる社会の実現を目指しています。
私たちNTTデータエンジニアリングシステムズは、NTTデータのグループの一員として、事業発展という経済的な価値だけでなく、環境保護や人類共通の課題解決といった非経済的な価値で社会やお客さまに貢献するため、私たちならではのサステナビリティ経営を推進しています。
設備工事、建設、造船、橋梁、新電力等における業務の効率化や自動化を目指すお客さまを支援するため、受注生産型製造業に特化したERPソリューション「Project-Space®」をご提供しています。
ERPソリューションによる業務の一元化により効率的な業務遂行を可能とし、ペーパーレス化による資源削減、環境負荷を低減できます。
Project-Spaceの構成
上流設計から現図システムまで、お客さまのニーズに合わせて活用できる3次元船殻CAD/CAMシステム「GRADE/HULL」をご提供しています。構造定義、工作定義の自動化やAIによる図面の自動化にも取り組み、造船業のお客さまの生産性向上とコスト削減および品質向上を実現します。
GRADE/HULLによる設計
大田区社会福祉協議会へ寄付
社内で備蓄している災害対策用品は、消費/賞味期限前に自治体へ寄付を行っています。
寄付先は、東京本社が大田区社会福祉協議会、関西支社が大阪市社会福祉協議会です。各福祉協議会を通じ地域でお困りの方へ配布が行われています。
大田区社会福祉協議会へ寄付
社内の使用済み切手を回収し、複数の団体へ寄付しています。
東京本社は、合言葉「切手を一膳のごはんに」の大田区社会福祉協議会へ寄付し、その後換金され、ひとり親世帯へ精米が配布されています。関西支社は、リサイクル業者を通じて換金し、日本対がん協会の乳がんをなくす「ほほえみ基金」に寄付しています。寄付金はマンモグラフィーなど乳がん検診機器の整備、患者や治癒者のケア、広報活動やがん相談、検診技術者の研修などに役立てられています。
・社会福祉法人 大田区社会福祉協議会 使用済切手の収集・切手整理
新世代の視点でプロアクティブな活動を行う新プロジェクト「Fresh Value Team (FVT)」を2023年度にスタートしました。
入社3年目、5年目、7年目の若手社員が集い、SDGsを軸に私たちの社会的価値を高める活動を発案から実行まで自主的に展開しています。作業効率の向上、社員満足度に寄与する活動、社員の健康促進、地域社会におけるエコ活動など多角的に取り組むことで、社内全体でSDGsに対しての関心が高まっています。
ペーパーリユースの複合機導入前後の比較
(導入前を100とした2022年度の実績)
NTTデータでは、グループ全体で気候変動へ対応する環境活動に取り組んでおり、その一つとして、「コピー用紙購入量の削減」を行っています。
そこで私たちは、設計受託業務における紙削減に取り組んでいます。熱に反応してトナーが消える「ペーパーリユース複合機」を利用し、図面用紙を再利用することで紙の新規購入を削減しています。
エコカーへの転換
NTTグループで加盟したEV100(Electric Vehicle100%)は、2030年までに社有車のEV化100%を目標としています。
その取り組みの中、私たちはエコカーへの転換、カーシェアリングの利用および公共交通機関の利用を推奨しています。これによりCO₂排出量の削減だけでなく、社員の手間や負担軽減にもつなげています。所有していた社用車をガソリン車から電気自動車(EV)またはプラグインハイブリッド車(PHEV)に変更し、台数も大幅に削減します。