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NTTデータエンジニアリングシステムズ、
金型業界向けのクラウドサービス「Manufacturing-Space®」を提供開始

~金型業界を中心とした製造業の運用負荷軽減と生産性向上を、クラウドサービスで支援~

NTTデータグループの株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ(本社:東京都大田区、代表取締役社長:木下 篤、以下NDES)は、製造業向けにインターネット上のクラウドサービス Manufacturing-Space を、2013年10月1日より開始します。

本サービスは、信頼性の高いデータセンターを利用し、PDMサービス、ライセンス管理サービス、CL計算サービスをインターネット経由で提供することにより、お客様の導入コストを抑制し、運用負荷を軽減します。
また、お客様のBCP(事業継続計画)対応に向け、災害対策のメリットも兼ね備えたサービスを提供します。

背景

金型業界は新興国とのコスト競争が激しく、付加価値の高い金型を製造することで生き残りを図ろうとして、さらなるQCDの向上を追求する動きが見られます。また東日本大震災以降、企業のBCPに対する意識も高まっています。

このような背景の中、これまでものづくり現場に携わるシステムとサービスを提供してきたNDESは、お客様の課題を解決する時代に最適なサービスをクラウドの形態で提供します。

金型製造業が抱える課題とその解決提案

金型製造業が抱える課題 Manufacturing-Spaceにおける解決提案
作業拠点が海外にもある場合、データの共有やシステムの有効活用が困難。 お客様ごとに保護されたインターネット上のサーバーで、安全にデータ資産を共有でき、そのデータ資産の版管理機能やアクセス権限の制御機能を備えています。
すべてのパソコンに高価なソフトウェアのライセンスを所持できない。 該当アプリケーションがインストールされていないクライアント端末でも文書やCADデータを閲覧することができます。
NCデータの作成など、高負荷の計算処理が既存のパソコンでは遅い。 クラウド上の計算サーバーで並行処理することにより、高精度なNCデータの計算時間を大幅に短縮できます。
BCP策定の中で災害対策に適応したIT整備にかける費用がない。 サーバー構築に専門知識を必要とせず、災害対策に対応したITシステムを簡単に構築でき、その維持管理費用を低減します。
仕事量にあわせたシステム運用をしたい。 利用計画に対応した月額課金制のため、仕事量の増減に応じてランニングコストを最適化できます。

Manufacturing-Spaceのファーストサービス概要

PDMサービス

ライセンス管理サービス

CL計算サービス

Manufacturing-Spaceのサービスイメージ

開始初年度の目標

本サービスは、2013年10月1日より提供します。

初年度は、既存顧客のサービス利用とPDMやストレージサービスによる新たな顧客層に拡がりにより、半期で4億円の売上を見込んでいます。

今後の展開について

今後、解析サービス、3Dプリンティングサービス、計測やコメント追記可能なマルチコミュニケーションサービスなど、製造業界におけるお客様のニーズに応えるサービスを随時追加していくことで、3年後には30億円の売上を目指します。

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズは、『ものづくり分野のお客様の未来をITで支援します。』を合い言葉に、CAD/CAM/CAEなど製造業の情報化に欠かせないプロダクトの販売と、「ものづくり」の多様な要求にあわせたカスタマイズとインテグレーションの提供、さらに企業の人的資源、物的資源、資金など経営資源の戦略的運用にむけた仕組みづくりで、ものづくり分野のお客様の情報化を支援しています。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

広報グループ
担当:山本

電話:03-5711-5315

※Manufacturing-Space®は、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズの登録商標です。