複数のサーフェイスを、境界の連続を保って、あたかも1面のように変形することができます。

この機能により、検討段階のモデル修正（ルーフの高さ、エンジンフードの膨らみ、トランクリッドの傾き、全長、全幅等の変更）が、簡単に短時間で行えます。

ICEM Surfのレンダリングは、イメージのマッピングを行う簡易的なものですが、ゼブラボードや格子模様をサーフェイスモデルに映し込ませることができ、モデルの評価が行えます。

また、TIFF形式のファイルであれば、どんなイメージでも映し込むことができるので、簡単なプレゼンテーションにも利用できます。

Background Imageモジュールを導入すれば、ダイレクトモデリングも可能になります。

ダイレクトモデリングとは、背景にデザインスケッチ画を表示し、スケッチに合わせてカーブやサーフェイスを作成・変形し、直接サーフェイスモデルを作成することです。
表示させた画像に対しては、透明度や明るさの調整ができます。

Unified Modelingは、1つのメニューですべてのモデリング機能を統合できる、新しい機能です。

すべてのモデルが常に認識された状態にあるため、モデルの再選択が不要、フィッティング先の要素をあらかじめ指定しておくことにより、面を作成すると自動的にフィッティングされるなど、新しいモデリング方法を提案します。