人とシステム

季刊誌
NTTデータエンジニアリングシステムズが発行する
お客さまにお役に立つ情報をお届けする情報誌です。

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社長インタビュー

渋滞学が教える「ゆとり」と「無駄」の大切さ
車、工場、モノ、人、社会のさまざまな課題を解決

高速道路の交通渋滞は連休のたびに映し出される恒例の光景です。この現象を解決できるのは「ゆとり」であると渋滞学を提唱した東京大学教授の西成活裕様は考えています。さらに、その考え方を応用することで、車や人以外にもさまざまな分野の渋滞を解消してきました。製造業においてもDX推進による業務改善を行う場合、業務フローに無駄があるか、効率的に流れているかを可視化し、問題点を明らかにすることが重要です。渋滞学の観点から改善策を講じる上での考え方について西成先生にお話を伺いました。

お客様事例

高難度でスピード重視のCFD解析に効果を発揮するSimulation-Space

大阪での創業は1903年という歴史を持つダイダン株式会社様は、建物の空調、給排水衛生、電気設備を通じて快適で良質な空間を提供し続ける、日本を代表する総合設備工事専門の老舗企業です。「建物の“いのち”をつくる」をモットーとする同社では、数値流体力学(CFD:Computational Fluid Dynamics)で空調に関する気流解析に取り組んでいます。CFDソフトウエアは、既存のオンプレミス型に加えてクラウド型のSimulation-Spaceを採用することで、高難度でスピードを重視するシミュレーションに対応しています。

システム紹介

最新バージョン
Space-E 2025 R1リリースのお知らせ

最新バージョンのSpace-E 2025 R1(以下、2025 R1)では 、CAD/CAMの既存機能強化とCAD&CAM連携機能強化に注力しました。製品製造情報(PMI:Product Manufacturing Information)の読み込み、ストックを考慮した仕上げ加工、CAD&CAM連携機能を提供します。これにより、設計から製造の情報漏れによる作業ミスや無駄な仕上げ加工、CAMの繰り返し作業を削減でき効率的な業務が可能です。ここでは、新バージョンの概要をご紹介します。

バックナンバー

システム紹介

最新バージョン
Space-E 2024 R1リリースのお知らせ

No.112(2025年05月15日発行)

これまでSpace-Eは、加工省力化の技術として注目される5軸加工において、5軸荒取りによる自動割り出し(多軸3+2)機能や5軸中取りテンプレートの追加など、5軸経路の作成作業の簡略化に取り組んできました。今回リリースしたSpace-E 2024 R1(以下、2024 R1)でも、仕上げ工程の5軸経路を作成する作業の簡略化を実現するため、新ロジックによる同時5軸自動仕上げ機能を開発しました。それに加えCAMでも、加工形状、加工範囲、座標系の設定作業の簡略化を行いました。本稿では、2024 R1の機能の詳細についてご紹介します。

トピックス

エンジニアリングインテグレーション事業部のご紹介
-お客さまや社会にとってEssentialな存在になる-

No.110(2024年07月25日発行)

 私たちNTTデータエンジニアリングシステムズのエンジニアリングインテグレーション事業部では、製造業のお客さまに対してさまざまなソリューションおよびサービスをご提供しています。長きにわたり信頼と実績を積み重ねてきたサービスおよびソリューションではありますが、ご興味をお持ちいただいた方々より、概要についてお知りになりたいというご要望を伺っております。そこで本誌にて、サービスおよびソリューションの概要についてご紹介いたします。

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