人とシステム

季刊誌
NTTデータエンジニアリングシステムズが発行する
お客さまにお役に立つ情報をお届けする情報誌です。

前号までの人気記事

最新記事

社長インタビュー

融合する技術と知見で日本の製造業を支える
製造業DXインテグレーターとして連携を強化

2025年1月17日に弊社と株式会社C&Gシステムズは、日本のモノづくりを牽引する製造業DXインテグレーター企業として一層の事業拡大を図るため、連携強化の契約を締結しました。弊社の製造ソリューション事業とクラウド事業は「株式会社NDES」として独立し、C&Gシステムズグループと各々で持っていた技術と知見を融合することで、未来の日本の製造業をより広く支えていきます。今回、株式会社C&Gシステムズ代表取締役社長の塩田聖一様をお迎えして、これから一丸となって製造業を支える両社の未来について対談を行いました。

お客様事例

5軸加工の優位性を生かし
ファインカーボンの生産性向上と差別化を図る

日本の近代工業を支え続けてきた福岡県北九州市に本社を置く東海炭素株式会社様は、1967年の創業から一貫してカーボン加工を専門とする九州屈指の企業です。他社に先駆けてSpace-Eの前身である3次元CAD/CAMを導入し、3次元モデルによる加工を実現しています。さらに現在は、3次元加工で難易度の高い形状に対し、Space-E/5Axisと5軸加工機を駆使することで高品質なファインカーボンの製品を提供しています。今回は、ファインカーボン事業にSpace-Eを活用するメリットを中心にお伺いしました。

システム紹介

最新バージョン
Space-E 2024 R1リリースのお知らせ

これまでSpace-Eは、加工省力化の技術として注目される5軸加工において、5軸荒取りによる自動割り出し(多軸3+2)機能や5軸中取りテンプレートの追加など、5軸経路の作成作業の簡略化に取り組んできました。今回リリースしたSpace-E 2024 R1(以下、2024 R1)でも、仕上げ工程の5軸経路を作成する作業の簡略化を実現するため、新ロジックによる同時5軸自動仕上げ機能を開発しました。それに加えCAMでも、加工形状、加工範囲、座標系の設定作業の簡略化を行いました。本稿では、2024 R1の機能の詳細についてご紹介します。

バックナンバー

システム紹介

トピックス

エンジニアリングインテグレーション事業部のご紹介
-お客さまや社会にとってEssentialな存在になる-

No.110(2024年07月25日発行)

 私たちNTTデータエンジニアリングシステムズのエンジニアリングインテグレーション事業部では、製造業のお客さまに対してさまざまなソリューションおよびサービスをご提供しています。長きにわたり信頼と実績を積み重ねてきたサービスおよびソリューションではありますが、ご興味をお持ちいただいた方々より、概要についてお知りになりたいというご要望を伺っております。そこで本誌にて、サービスおよびソリューションの概要についてご紹介いたします。

システムズエンジニアリング 連載番外編
ドイツにおけるバーチャル開発に関する調査について

No.110(2024年07月25日発行)

これまで、システムズエンジニアリング(SE)に関する情報を本誌で3回(No.105、No.106、No107)にわたり掲載してきました。ここ数年、自動車業界では(MB)SE*1への関心がますます高まっています。私たちNTTデータエンジニアリングシステムズは、モデルを用いたバーチャル開発を推進するための業界団体である一般社団法人MBD推進センター(以下、JAMBE)に参画し、SIerとして自動車業界を中心としたバーチャル開発の支援ができる体制を構築してきています。JAMBEのような団体は日本のみならず海外にも存在しています。

リフレッシュ