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CAE受託解析サービス

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機械/造船/土木・建築/原子力など、さまざまな分野に対するCAEシステムによる受託解析サービス

HCSR(Harmonized Common Structural Rule)とは

HCSRとは船体設計基準を統一する共通構造規則で、2015年7月以降に契約された船長が90m以上のばら積貨物船及び150m以上の二重船殻油タンカーに対しては、適用が必須です。例えば日本海事協会(ClassNK)の船級を得る場合は、専用のソフトウェアPrime Ship-HULLを使用し、HCSR要件を満たしていることを証明する必要があります。

(補足)HCSRはサイトによってH-CSRや調和CSRと表現されている場合があります。また、日本海事協会のホームページではCSR BC & OT(Common Structural Rule for Bulk Carriers and Oil Tankers)と表現されています。

Prime Ship-HULLのソフトウェア構成と評価内容

1)規則算式計算システム : Prime Ship-HULL(Rules)

各部材寸法・荷重条件等を入力することで、算式計算による降伏強度・座屈強度・疲労強度の評価結果が表示されます。不適合箇所に対しては、板厚の増厚や材料変更を行う事で、HCSR要件を満足する各部材の最小板厚を求めます。

規則算式計算システム : Prime Ship-HULL(Rules)

2)直接強度評価システム : Prime Ship-HULL(DSA)

FEMにより各部材の詳細な強度計算を行い、HCSR要件を満足する板厚を求めます。対象となる全ての荷重ケースに対して、各部材に作用する応力より降伏強度・座屈強度を計算し、不適合箇所に対しては板厚の増厚や材料変更、カーリングの追加などで対応します。さらに規則で指定されている箇所やスクリーニング結果の不適合箇所には詳細メッシュによる降伏強度、極詳細メッシュによる疲労強度を評価します。

直接強度評価システム : Prime Ship-HULL(DSA)

HCSRの適用範囲

VLCCを例にした場合のHCSRの適用範囲は下図のとおりです。

VLCCを例にした場合のHCSRの適用範囲

Prime Ship-HULLを使った作業フロー

上記適用範囲のそれぞれの区画に対して以下の作業フローで評価を行います。

作業フロー

NDESのHCSRに対する取り組み

HCSR解析評価を行うには、造船分野という専門性に加え、高度な構造解析のスキルと上記専用ソフトウェアの実務経験、報告書や不適合箇所の設計変更に対するノウハウが必要です。
弊社は会社設立当初から培ってきたFEM解析技術と造船分野でのビジネス経験を背景に、他社に先駆けて2013年からPrime Ship-HULLによるHCSR受託解析サービスを開始し、数多くの案件を通じて実務経験とノウハウを蓄積してまいりました。設計後の船の解析サービスはもちろん、構想設計段階からの解析・コンサルティングなど幅広いサービスをご提供します。

下表は主なサービスの形態で、対象範囲は全船または特定区画(中央部、非平行部、船首尾、機関室など)でご提供します。

サービス形態 提供物 納品物 備考
規則算式/直接強度の評価 基本設計図面 システムのデータ出力結果及び計算書 不適合箇所はお客様のご希望の方法で対処し、図面承認までのプロセスをサポートします。
規則算式/直接強度のデータ入力 基本設計図面 システムのデータ出力結果 評価は自社で取組みたいお客様向けです。
直接強度評価用コースメッシュモデル作成 基本設計図面 コースメッシュモデル
直接強度評価用詳細メッシュ/極詳細メッシュモデル作成 コースメッシュモデル 詳細/極詳細メッシュデータ

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