CAE受託解析サービス
機械/造船/土木・建築/原子力など、さまざまな分野に対するCAEシステムによる受託解析サービス
石油精製設備や石油化学プラントの蒸留塔、原子炉圧力容器、蒸気ボイラーなどに代表される圧力容器に対して、熱や内圧、ノズル外力等の影響を確認する為に応力解析を行います。また、着目箇所の応力評価を行い、許容応力範囲内かどうかを確認します。
焼却炉内では、ごみ焼却が一定でないために内部で圧力変動が起こり、下流にある熱交換器等の機器に不具合が生じる可能性があるため、圧力変動による影響を解析で確認します。焼却炉の加速度測定位置における加速度と変位量をみる時刻歴応答解析です。
また、ごみ焼却で発生したガスはそのまま大気に放出できないため、温度を下げるために水をスプレーしてガスの温度を下げますが、スプレーの吹きかたにより耐火壁を痛める可能性があるため、分散層を用いた熱流体解析を行うことで最適なスプレーの吹きかたを確認します。
地震荷重を適用した静的解析を行い、解析結果に基づき主要部材の耐震性能を評価します。また、放流路ゲートに作用する地震時動水圧荷重を地震応答解析により算出します。動水圧の算出には、内水を音響要素で作成し流体と構造の連成解析を行います。
地震、自重、風、竜巻、積雪荷重を適用した解析結果に基づき応力評価を行い、耐震性能を評価します。地震は静的地震動と動的地震動の区別があり、静的地震動は静的解析を、動的地震動はスペクトル応答解析を行います。自重、風、竜巻、積雪は静的解析を行います。
各種道路表示板の支持構造物の強度計算及び解析を、風荷重や地震荷重の条件で計算します。多雪地域では積雪荷重も考慮します。上物の評価は鋼構造設計規準・許容応力度法を使用し、基礎については道路橋示方書・同解説(Ⅳ下部構造編)を使用します。
また、道路表示板の動的応答解析では、耐震試験基準で定められた振動条件を与え、応答値(加速度)により評価を行います。
自動車運搬船のラッキング変形に対する強度部材の検討や、VLCCのエンジン起振力に対する上部構造の応答を検討します。
昨今では船舶での良好な居住性に関心が払われるようになり、高品質船舶の一つとして上部構造域(居住区)の振動レベルが低いことが要求されています。ISOによる居住性に関する振動基準が確立され、設計段階での振動応答レベルの推定にFEMでの振動応答解析が有効な手段として用いられています。
日本海事協会(NK)提供の造船解析ソフトウェア「Prime Ship-HULL(Rule/DSA)」を使って、規則算式計算/直接強度評価を行います。評価結果から問題となる箇所を検出し、増厚や補強のための検討材料をご提供します。
また、船体モデリングツールの「NAPA (Steel/Designer)」を使用して、計算用データを作成することができます。
船体に発生する造波抵抗による船体の姿勢変化を考慮し、抵抗・姿勢を推定する目的で、汎用流体解析ソフトFLUENTを用いてシミュレーションを行います。
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