管ナビ(kan navi®)
現場に必要な管一品図を3Dモデルから生成、造船向け3次元艤装設計システム
日本船舶表示株式会社(本社:東京都港区、遠山元樹社長)は、株式会社空間情報(大阪市)とともに、既存船へのバラスト水処理装置搭載(レトロフィット)の3次元エンジニアリングを行うための、レーザースキャナと3Dモデリングによる技術サービス「3D-Maritime Design Service(3D-MDS)」を提供しており、その3次元モデルを活用する艤装設計システムとして管ナビをご導入いただいています。
「3D-MDS」は、
1. 現況を再現した3Dデータとパノラマ写真VRで様々なシミュレーションを可能にし、
2. 合成した点群3Dモデルの誤差は2ミリ以下という高い精度と正確性で
3. 管ナビにより設計工数とドック経費削減を実現し、
4. スピード納品、概略デザイン等の工期短縮
――といったメリットを顧客に提供しています。
「3D-MDS」の高精度なデータを管ナビでの設計に活用することにより、詳細な検証が可能となり、設計変更や加工部品の追加といった時間ロスの削減を実現しています。
また、3次元データにより、装置搭載後のイメージを関係者で共有することが可能になり、船主側の図面誤解による設計変更を未然に防ぎ、搭載工事の円滑な実施に貢献しています。