構造モデル作成方法
AutoCAD船殻構造図面データからの3次元船殻構造モデルの作成が可能です。
- 船殻構造図面データをAutoCAD Plant3Dに読み込みます。
- ポリラインコマンドで、構造形状(板材)を閉じたポリラインを囲みます。
- ポリラインを押し出しコマンドでソリッド化します。
- 山形鋼などの鋼材は、Plat 3Dの部材設定表から鋼材を選択し、構造図面に鋼材を配置します。
この様に、ソリッド化や鋼材配置を繰り返し行い、船殻構造モデルを作成します。
配管モデリング方法
- 配管モデルを作成する前に、ライン番号の選択、配管サイズの選択、スペックを選択します。
- スペックでは、接続タイプ、フランジ定格と面、既定のブランチタイプ、使用可能なバルブタイプの項目を管理します。
- 経路配管コマンドで、上記で設定した配管情報で配管モデルを作成します。
- 配管モデル作成では、コンパスと各種グリップを使用して、配管のルートを指定します。
フランジの挿入方法
- Plant3Dでツールパレットからフランジを選択します。
- 配管にカーソルを近づけると配管端から距離を入力できるようになります。
- Tabキーで配管の左端からの距離または右端からの距離を選択して、入力することができます。
- 穴ふりの角度を入力すると、フランジが確定されます。
配管サポートの作成方法
- Plant3DでKan Naviバンド配置を選択します。
- プルダウンメニューでバンドタイプを選択します。
- バンドIDを入力します。
- サポートする主パイプを選択します。
- バンドを取り付ける面を選択します。
- 材料サイズを指定します。
- 【プレビュー】を押下し、モデルを確認します。
- 【終了】でバンドを確定します。
配管サポートの集計方法
- Plant3Dでバンド情報出力コマンドを起動します。
- ファイル名を指定し、【CSV出力】を押下します。
- 指定したファイル名でCSVファイルを作成します。
- バンド集計コマンドを起動します。
- バンド集計のGUIで、CSVバンド情報出力コマンドで作成したCSV ファイル名を指定します。
- 【集計】を押下し、バンド集計表(Excelファイル)を作成します。
管一品図の作成方法
- Plant3Dの「アイソメ図」の「PCFに書き出し」を押下し、配管モデルのPCFファイルを作成します。
- Plant3Dを終了します。
- 管一品図作成コマンドを起動します。
- 管一品図出力のGUIで、作成したPCFファイル名を指定します。
- 【一品図出力】を押下し、管一品図のDWGファイルを作成します。