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株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

No.19 システム紹介

Space-E/SolidCAMの紹介

システム開発部 CAMグループ
グループマネージャ 小日向 章

近年、ソリッドモデラーの普及により、製造分野においてもソリッドモデルの流通が多くなっています。特に、機構部品・金型構造部など、幾何形状による2.5次元形状を多く含む形状は、ソリッドによるモデリングのメリットが大きい分野です。

こういったソリッドモデルを対象とした、CAD/CAMシステムとして、Space-E/SolidCAMを開発しました。Space-E/SolidCAMは、Space-E/Modeler と、ソリッド自動加工機能を中心に、Space-E/CAMと同等の2次元加工機能、穴あけ加工機能、ワイヤー放電加工機能から構成されています。

システムの中心となるソリッド自動加工は、3次元形状を含む2.5次元形状のソリッド形状から、システムが自動的に、2.5次元加工部と3次元加工部に分離し、2.5次元加工による効率の良い荒取り、2次元加工による仕上げ、3次元形状部の仕上げの加工データを自動で生成します。

2.5次元荒取り、2次元仕上げデータの作成においては、従来は2次元図面化を行い2次元CAMを使用し、多くの操作を行い、加工データを作成していましたが、Space-E/SolidCAMの荒取り加工においては、複数の工具を定義しておくことで、システムが、効率の良い加工データを必要な領域に作成するので、簡単な操作で間違いのない加工データが作成できます。また、ソリッドモデルの幾何形状情報を使用した精度の高い2次元仕上げ加工データを生成できます。

さらに、形状に含まれる3次元形状部分は、システムに自動認識され、等高線加工と平坦部加工による3次元仕上げ加工データが生成されます。

Space-E/SolidCAMは、ソリッド自動加工機能の他に、部分加工データ作成用の手動データ作成機能、穴あけ加工機能、ワイヤー放電加工機能があり、自動加工できない部分に対する加工データの作成も容易に行うことができるシステムとなっています。

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