NTT DATA NTT DATA

背景画像

Beagle

背景画像

生産計画の見える化/効率化/精度向上に貢献する造船業界向け3Dデータ活用ソリューション

Beagle Viewは3Dビューワーとしての一般的な機能を持つほか、部品種別・板厚別・カテゴリ別表示、基準線(FR)からの計測などの造船に特化した機能を多数持っており、取り合いを含めたブロックの構造把握も容易にできるようになっています。

また、コメント登録やアニメーション再生機能なども充実しており、組立要領検討や作業指示などに利用することもできます。

さらに、Beagle Viewは表示速度が低くならない工夫がされており、スペックが低いマシンでも、複数の搭載ブロックでも十分にビューイングできるようになっています。

Beagle Viewの主な機能

1. 3D船体情報の取り込み・表示

GRADE/HULLを始めとする造船CADからBeagle Viewへ船殻設計情報を受け渡す基本機能です。Beagle Viewの各種計測機能や資料作成機能を利用できます。

形状だけでなく部材名称や板厚、部材舷、重量といった船殻部材の属性値も取り込むことができます。

また、ブロックは任意に組み合わせて呼び出すことができます。

3D船体情報の取り込み・表示

2. 基本計測機能

部材の端点をスナップ認識して、端点間距離を三次元的に計測できます。

利用価値が高いとされているのが任意のブロックや部材を組み合わせて重量・重心を計算する機能です。

対象となる部材を確認しながら、今見えているブロック・部材の組み合わせ状態での重量・重心を計算し、注記として残すことができます。

基本計測機能

3. ブロック、カテゴリ別による表示設定

ブロックを複数読み込んだ場合、ブロック別に色を割り当てたり透明化(ワイヤーフレーム表示)を設定したりすることができます。

同様に、部材種別ごとに色分けや表示モードを切り替えることができます。

ブロック、カテゴリ別による表示設定

4. 注記作成機能

3D形状の特定位置に付箋を貼ることができます。

また、部材表面にフリーハンドで図を書き込むこともできます。

注記作成機能

5. コメント作成機能

3Dモデルの参照状態や計測結果、注記作成状態をそのままの状態で記録し、課題管理化する機能です。

6. アニメーション作成機能

部材やブロックの位置を移動させたり、3Dビューの方向やズーム率を変更したりして連続するシーンを作成し、動画ファイル形式のアニメーションを作成することができます。

3D活用の幅を広げるBeagleアプリケーション

3D活用の幅を広げるBeagleアプリケーション

Beagle Viewには、生産検討・生産準備を支援するためのオプショナルアプリケーションがあります。

  • Beagle PAINT
    塗装仕様別に塗装面積を集計するシステム
  • Beagle LIFT
    重量・重心算出を元に、吊り検討(揚重検討)を行うシステム
  • Beagle BASEPLATE
    定盤配置計画の検討を行うシステム
  • Beagle WELD
    溶接作業物量の集計を行うシステム
  • Beagle BLOCK
    ブロック分割の検討を行うシステム

その他、生産検討・計画のための支援アプリケーションの開発を行っています。

生産現場で3Dを活かすBeagle Mobile

Beagle ViewデータをiPad上で参照できるアプリとしてBeagle Mobileがあります。
Beagle Mobileを使えば、生産現場での作業指示や部材・構造の確認に役立てることができます。

また、3Dデータに関連する2Dデータ(図面・作業指示書など)も手軽に参照することもできます。

Beagle Mobileの詳細情報を見る

生産現場で3Dを活かすBeagle Mobile

ブロック、カテゴリ別による表示設定

お問い合わせ情報

当製品に関するご質問やご不明点は、お気軽に下記までお問い合わせください。

造船・橋梁ソリューション事業部 営業部

電話:03-5711-5355

FAX:03-5711-6972

お問い合わせフォーム