Beagle Viewには、生産検討・生産準備を支援するオプショナルアプリケーションとしてBeagle LIFTがあります。
Beagle LIFTは、クレーンでの吊り上げ検討(楊重検討)を行うために、ブロックの重量・重心やモデルに配置した吊り点を使ったときの張力を算出する各種機能を備えています。
Beagle LIFTの主な機能
1. 吊り対象の設定
モデルから吊り上げる対象(ブロック)を選択する機能です。
重量・重心については、モデルの形状と属性から自動計算を行います。
モデルに存在しない要素を一緒に吊り上げる時には、重量要素としてその重量・重心を追加します。
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選択したブロックの重心位置は、自動的に計算されます。
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2.吊り方向の指定
1.で設定したブロックの吊り方向を設定します。
ブロックの方向指定ダイアログあるいは回転用シンボルを利用して、吊り方向を示す座標系を設定します。
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3.吊りピース位置の設定
ブロックに吊りピースの配置位置を設定します。
吊りピース位置は赤線と青線の十字で表現されます。
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4.吊り指定
吊り指定を行い、クレーンのフックの数や利用する吊りピースの位置などを設定します。
吊り指定が完了すると、クレーンのフック、プーリー、ワイヤーが表示されます。
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吊り指定を行ったあと、荷重計算を行い、吊りピース、ワイヤーにかかる荷重を計算します。
計算結果はファイルに保存することもできます。
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Beagle 導入事例
「人とシステム」に掲載したBeagleの導入事例です。